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【投稿小説】とある冒険者の受難 第3話 

作:馬耳エルフ
イメージイラスト&挿絵 えたみ https://twitter.com/eta_64
えたみさん3

【投稿小説】とある冒険者の受難 第1話 
【投稿小説】とある冒険者の受難 第2話 

家に戻った潮は自分の部屋でぼんやりと今日の出来事を反芻していた。
生まれて初めて参加した華やかな社交場での出来事。
おそらくは、自分に女性としての関心を持って近づいてくる男たち。
女性の参加者たちの羨望と嫉妬の入り混じった視線。
全てが初めての体験だった。
間違いなくパーティーの参加者たちは潮が3ヶ月前まで男だったことなど想像すらしないだろう。
そして、潮にとって最も印象深かったのは他でもない自分自身の振る舞いである。
なぜあそこまで、自分に寄ってくる男共を見事にあしらうことができたのだろう。

改めて考えてみると謎である。
普段なら、しつこく言い寄る男など鉄拳制裁でお引取り願うのが潮の性格としては自然だった。
ところがだ。あの時に限って、どのようにすれば相手の気分を害さず角を立てず誘いを断れるかが簡単に思いつき実行できた。
今から思い返しても、あのパーティーの自分はいつもとは何かが違った。
その違和感について考えていた時だった。
マロックから酒の誘いを受けた。

「潮、休んでいる時に呼び出してすまんな」
長いソファーに座ったマロックは手招きして言った。
ソファーの前にある机の上には酒と簡単なつまみが置いてあり、いかにも晩酌の装いがなされていた。
「どうしたんだ、急に一緒に飲もうなんて」
「今日仕入れた情報について、酒でも飲みながら報告をと思ってな」
確か、今日のパーティーでマロックは参加者たちを相手に潮が元に戻るための情報集めをしていた。
話の内容は他でもない、潮の身の上に関わることだ。
潮はマロックの話に興味を持った。
「そうか。ぜひ今日の首尾について聞かせてくれ」
「ああ、しかしその前に…」
マロックのが愉しげに口角を上げた。
その瞬間である。
「ちょいと装いを変えてもらうぞ。【クロスワップ】!」
潮に対して魔術師マロックの魔術が発動した。

魔術『クロスワップ』。
この魔術がどんな効果を及ぼすのかを潮はよく知っていた。
なぜなら、この魔術によって戦闘で何度も助けられているからだ。
『クロスワップ』は装備の交換の即時実行を行う術。
これは、装備した武具に応じ能力を変化させる潮にとって最も相性のいい魔術と言えるだろう。
潮の異能を戦闘で活用する際に弱点となるのは武具を装備する隙である。
この魔術によって、装備交換の隙という弱点は解消されたおかげで、潮はそれまでに比べ飛躍的な戦果を挙げることが可能となった。
それゆえに、口には出さないが潮にとっては思い入れの深い術だ。
しかし、戦いの最中でもないのになぜこの術を自分にかけるのか。
その疑問は今の潮の様相とマロックの締まりのない顔を見てすぐに氷解した。

えたみ1021

先程まで潮が着ていた地味な洋服は消え失せ、代わりに潮が纏っていたのは太もも上が切れ上がった黒い肩出しのボディスーツ。
ボディスーツから伸びる長い両足は網タイツによって妖艶に包み込まれている。
さらに、首には蝶ネクタイ付きの襟が巻かれており、手首にはカフスが装着されている。
極めつけは、いつの間にやら頭に付けられているカチューシャだ。
潮はその正体を確かめるため頭に手を伸ばした。
カチューシャからは可愛らしい2本のうさ耳が伸びているのが分かった。

「この格好、ひょっとしてバニーガール・・・?」
「想像以上に似合っとるぞ潮。さ、もっと近くでその艶姿を見せてくれ」
困惑する潮をよそに、ソファーに座ったマロックは満円の笑みで手招きしている。
潮は激怒した。
この『クロスワップ』は潮にとって、生まれながらに己の身に宿った異能を最大限活かすアイデンティティの証明のような術である。
それを下劣な欲望を満たすために使うなど暴挙以外の何物でもない。
(今日という今日はギタギタにしてやる!)
拳を握りしめ、潮はマロックに報復の一撃を食らわせるべく距離を詰めた。
しかし、机の上の酒やつまみを視認した瞬間だ。潮の中に謎の感情が息吹をあげた。
その感情は最初は小さなものだったがみるみるうちに膨張して潮の胸の中を満たしていった。
そして、潮の中に新たな意思が芽生えていった。
(いや、そもそもこの程度のこと怒ることじゃないよな)
潮の中に燃え広がていた怒りの炎は小さくなり、やがてそれに取って代わるように謎の強迫観念と使命感が鎌首をもたげてくた。
(これは酒の席だし、この程度のイタズラ水に流したほうがいいよな。恥ずかしい格好にされたのはムカツクけど別に減るもんじゃないし)
次々と湧き出す新たな思いは潮の思考をたやすく支配していった。
(それに、なんだか今は爺さんにこの酒の席を存分に楽しんでほしい気分だ)
怒りで固く握りしめられた拳はいつの間にやら跡形もなくほどけ、気が付くと潮はマロックの隣に座りグラスに酒を注いでいた。

「ひゃんっ。あっ、こら。また変なとこ触ったな」
「固いこと言うな、これくらい酒の席での挨拶みたなもんじゃぞ」
「そうかなぁ」
網タイツ越しに太腿をさするマロックの手を優しくどけながら潮は妙な違和感に包まれていた。
マロックに呼び出され、問答無用でバニーガール姿にされた挙げ句、晩酌に付き合わされているだけでも十分に怒り心頭のはずなのになぜ自分は大人しく酒に付き合っているのだろう。
潮の頭の中は今も男のままだ。
本来なら、こんな格好にされた時点で羞恥心を抑えられないはずだ。
我が身を目の保養のために利用された悔しさが押さえきれなくなるのが自然である。
しかし、どういうわけか今この場に限って言えば潮の心には羞恥心も怒りも感じてはいなかった。
自分の体を弄られた怒りこそ多少はあるが、それ以上にマロックがこの酒の席を楽しんでいることに対する喜びが勝っていた。
マロックが自分の体を肴に美味そうに酒を飲む姿を見るだけで、大きな仕事を果たしたような満足感が広がっていく。

「ほれ、もっと近う寄れ」
「うわっ!」
得体の知れない感覚に苛まれる潮の都合などお構いなしにマロックは潮の腰に手を回し、強引に自分の方へと引き寄せる。
マロックの呼気はすっかり酒臭さを纏っていた。
酒瓶の減り具合からしても既に結構な量を飲んでいるようだ。
潮は、マロックの酒癖の悪さを思い出し、はっとした。
昔から泥酔したマロックは同じ酒場に居合わせた女性たちに節操なくちょっかいをかけていた。
元々酷かった女に対しての手癖の悪さが、酒の力で数倍に強化されたのではと疑うほどに酷い有様だったのを当時子供だった潮も心から呆れ果てていた思い出が蘇る。
あの時は被害にあった方々には申し訳ないが、潮はどこか他人事のように捉えていた。
しかし、今はそうはいかない。
何せ、マロックの欲望が向けられるのは他でもない自分自身だからだ。

「なあ、潮。折り入って一つお願いがあるんじゃが」
ぴったりと隣に密着して座った状態でマロックは言った。
「お前さんが女になって3ヶ月。ワシも老骨に鞭打って情報集めに奔走の毎日じゃ。じゃが、残念ながら今の所、十分な成果が挙げられたとは言えん状況が続いておる。今日のパーティーでも結局は有力な情報は手に入らなかった。悪い流れと言わざるをえん」
そう簡単に元に戻る方法が見つかるような楽観的な状況ではないという自覚はあったものの潮にとっては少なからずショックな話だった。
おそらくは、潮は数年、下手すれば10年、いた一生女のまま過ごすことになるかもしれない可能性を示唆していた。
マロックは静かに続けた。
「知っておるか、情報収集というものは徒労感の付き纏う面倒な作業でな。ここまで難航するとなると、さすがに老体にはこたえてきたんじゃ」
マロックも既に冒険者を引退していてもおかしくない老人である。
正確な年齢は潮も把握していないが、本人曰く100歳を超えているらしい。
情報集めは根気と精神力の仕事だと誰かから聞いたことを潮は思い出した。
マロックは女になった男を元に戻す方法を突き止めるため日夜励んでいるのだ。
そんな自分が出来ることは無いかとマロックに訪ねても家の仕事と魔物討伐による資金稼ぎをやっていればそれでいいという返事が返ってくるだけだった。
その言葉に甘えてはや3ヶ月が過ぎた。
「そうか。ひょっとしたら俺が考えている以上に心身の負担は大きかったのかな」
自分を男に戻すためにマロックを消耗させていた事実を前に、潮は後ろめたい気分になった。
気のせいか、小柄なマロックの体がより一層小さく見えた。

「そこでじゃ。おまえさんに是非ともお願いしたい事があるんじゃが」
「ああ、俺はどうすりゃいいんだ?」
「今日はその肢体でたっぷりとワシを癒やしてくれ」
そう言ってマロックは潮の胸に飛び込む形で抱きついてきた。
潮の胸の感触をボディースーツ越しに楽しみながらマロックは潮の反応を注意深く観察した。
普段ならば素っ頓狂な声を上げて飛び退くか、拳打による抵抗が来るはずである。
今の所そのどちらも行われてはいないことに安堵しつつ、顔を上げ潮の表情を確認した。
潮はどこかマロックを慈しむような表情を浮かべて口を開いた。
「わかった。ただし、今夜だけだからな」
バニーガールの本懐とは、盛り場で世の中の辛さに疲れ切った男たちに厳しい現実を忘れさせ明日を生きる活力を授けることにある。
身も心もバニーガールになった潮なら酒の席で多少スケベな要求をしても飲んでくれると考えていたが想像以上の成果に自分の推察が正しかったことを確認したマロックは思わず笑みがこぼれそうになった。

マロックは己の作戦が当初の想定以上の成果を上げたことに身を震わせて歓喜していた。
潮の麗しきバニーガール姿が拝めれば良し、異能が発動し中身までバニーガールとしての振る舞いを身に着けた潮と戯れることができれば尚良しの腹づもりだった。
だが、現実はどうだ。
何の因果か、体を直接触れて楽しむ許可まで取れてしまったではないか。
なんという僥倖。何というめぐり合わせ。
この機を最大限活用すべくマロックは悪知恵を巡らせる。
やはり、まずはボディスーツからはち切れんばかりの胸の双璧から弄んでみるか。
それとも網タイツに包まれより妖艶さを際立たせた大きなお尻を楽しむか。
いや、いっそ同時に楽しませてもらうというのも・・・・・
酒の低迷も相まってマロックの理性の鎖は既にこれ以上無く緩んでいた。
気が付けば、マロックは潮をソファーに押し倒していた。

「立派に出る所が出っ張った体じゃのう。これが元男なのだから世の中何が起こるか分からんわい!」
いきなり飛びかかられ、ソファーに仰向けの体勢で組み敷かれた潮は驚愕した。
いくら、体を触る許可を出したとは言えここまで激しい抱擁は予想外だった。
警戒心のスレていた潮はマロックの抱擁に耐えきれず容易く押し倒された。
しかし、混乱と驚きの渦中にいる潮のことなど知ったことではないとばかりにマロックは潮の胸に顔を埋める。
「こ、こらっ。さすがにあんまり乱暴なのは・・・」
多少の狼藉は覚悟していたし、許可したのは潮自身である。
それでもさすがに問答無用で押し倒されることは想定していなかった。

「おおっ。こうしてみると改めて凶暴なボリュームが分かるのう。うりゃうりゃ」
「はぁ。ああ!や、やめ・・・・そんなに激しくっ・・・」
ボディースーツ越しとは言え、潮の胸に顔を埋めたマロックが左右に首を動かす度に得体の知れない感覚が潮の体を駆け巡った。
潮は体をくねらせマロックから逃れようと試みたが思うように行かなかった。
一方、マロックはそんな潮の胸を顔から伝わる触り心地だけでなく匂いまで楽しんでいた。
潮の胸の谷間から甘く、鼻腔に印象深く残る匂いが感じられた。
これは香水でも汗の匂いでもない。
雌の匂いだ。
妖艶な香りは理性の枷を解くのに十分すぎるほどの刺激をマロックに与えた。
それを引き金に、マロックの中にさらなる好奇心を生まれた。

「潮、お前さん本当にいい女になったな」
胸から顔を上げ、潮の顔をじっと見つめたマロックはそうつぶやいた。
そして、言い終わると同時に潮の白い首筋をマロックの長い舌が舐めていた。
「うっ!んあぁああ!!」
首筋を男に舐められるなど、潮にとって人生初の体験だった。
マロックによって与えられた未知の刺激に思わず潮は変な声を上げた。

「せっかくの機会じゃ。潮、前から気になっていたことを確認させてもらうぞ。なに、怖がることはない。お前さんの体はどのくらい女に染まっておるのかを確かめさせてもらう。そのためにも、まずは・・・・・」
「何を言って、くうぅっ!」
ボディスーツの上からマロックの指が正確に潮の乳首を摘み上げた。
「女の喜びを体に与えてやるのが一番じゃな」
「なっ!?何をするんだっ・・・!」
自分の体を弄ぶマロックに向けて怒りを覚える潮であったが、その憤怒は次の瞬間には霧散していた。
心のどこかから『これは酒の席の戯れだから』という思いが鎌首をもたげてきて潮の怒りをかき消したのだ。
マロックに肢体を弄ばれても、潮の異能は依然としてバニーガールとして能力を発揮していたのだ。

「ここも立派に女らしくなりおって」
いつの間にやら潮の尻に回されたマロックの手が荒々しく潮の尻肉をまさぐった。
「ふあああっ!そんなっ・・・乱暴にっ・・・・」
潮自身、女になってからマロックにお尻を何度も撫でられたが今回の触り方は今までとは別次元だ。
普段の触り方は子供のイタズラじみたもので、触られて尻を押さえて飛び上がる潮のリアクションを楽しむのが目的だったように思えるものだった。
しかし、今の触り方は違う。
徹底的に女の臀部の豊かな肉付きを掌の感覚で味わい、男としての欲望を満たす意思を感じた。
「見事なもんじゃな。網タイツ越しでもハッキリ分かる弾力、手触り。3ヶ月前まで男だったとは思えんぞ」
マロックは潮が女になった日、ダンジョンから撤退した後の宿屋で朦朧とする意識の中で見た潮の生尻を思い出しながら潮の尻を弄んだ。
あの日見た白く大きな美尻が今や網タイツを隔てて自分の手が撫で回し、揉みしだいている。
その実感が心に湧き上がり、マロックの手付きはさらに激しさを増していく。

「このっ・・変態。尻ばっかり、変な触り方を・・・くっ・・・!」
マロックの愛撫は強引かつ粘り強く、それでいて優しかった。
指の力が一気に加わって臀部の形が変わらんばかりの勢いで揉みしだいたと思ったら、次の瞬間には赤子の頭を撫でるが如き繊細さで優しい触り方に切り替わっている。
まるで、その道に人生を賭した職人の熟練の手さばきを彷彿とさせる愛撫に潮は翻弄されていた。
手が尻を触るたびに背筋に駆け上がるぞわりとした不快な感覚に身をすくませていた。
しかし、もたらされる不快な感覚の中に一欠片ほどではあるものの妙な快感が潜んでいることに気付いた。
へその下あたりに、ずしりとした黒光りする鉛を彷彿とさせる薄暗い気持ち良さ。
(これは、気持ちいのか。尻を撫でられて。俺は男だぞ・・・)
その快感を否定しようとした瞬間、潮の鎖骨から首筋をマロックの長い舌がべろりと舐めた。
「んああああん!!」
家中に響き渡る甲高い嬌声を上げ、潮はソファーの背もたれに力なく体を預けた。
それから数分間、潮はソファーの背もたれに体重を預けた体勢で肩で息をしていた。
男の時は味わうことなどあり得なかった女の快感。
その一端に触れてしまったことを自覚した潮の内に恥ずかしさと罪悪感が混じり合った感情が漂っていた。

「さっきは済まなかった。悪ふざけが過ぎたようじゃな」
マロックは申し訳がなさそうな表情で謝罪を口にした。
先程の狼藉は悪ふざけという言葉で言い表せる可愛らしいものではなかったのは誰がどう考えても明らかだ。
「これが最後のお願いじゃ。これが終われば酒の席はお開きにしようと思う」
潮のバニーガールとしての使命感は尚も健在だった。
1つ願いを聞き入れてマロックがこの酒の席を満足で終えてくれるなら叶えてやる意思はあった。
「わかったよ。で、何をすればいい?」
「潮よ、そのおっぱいを生で拝ませてくれ!!」

潮は絶句した。
普段からマロックのセクハラ行為の犠牲になっている最たる物。
それは、潮の胸に鎮座する豊満な双璧であることは論を待たない。
初めて女になった時も顔を胸に埋められたし、今朝だって後ろから思いっきり揉みしだかれた。
事あるごとに偶然を装って肘や指でタッチされるわ、熱のこもった視線をじっと向けられるなどの被害も日常茶飯事だった。
触るだけなら飽き足らずメロンやスイカに例えて、その大きさを面白おかしく茶化されたこともあった。

「ふざけるなっ!俺は男だぞ、バカなこと言うな!」
「だが潮よ。おまえさんの中身が本当に男のままなら、ワシの気持ちも分かるのではないか。
 それに、自分を男だと自認するなら男に胸を見せるくらい何とも無いはずではないか」
「うっ・・・・」
ここで要求を突っぱねれば、潮は自分が男であるという主張を自ら否定することに繋がってしまう気がした。
それに、ここで拒めばどんな行動に出るかわからないほどの熱意と勢いをマロックから感じた。
悩んだ末に、潮は決断した。
「確認しておくけど、見せるだけだからな」
「わかっとる。さあ、早く見せてくれ」

潮はボディースーツの胸元に手をかけると、ゆっくりと下へとずりおろした。
そして、白く大きな2つの果実が飛び出してきた。
「おお、やっぱりでかいな・・・・」
マロックは目の前に現れた巨大な乳房の圧倒的存在感に驚いていた。
大きさだけではない。
この豊満さにも関わらず、形も全く崩れず上向いた双璧は芸術的とも呼べるほどの美しさを形作っていた。
そしてその頂点に鎮座する桃色の鮮やかな乳首は妖艶さを醸し出す艶やかさを放っていた。
胸をはだけて3分ほどが経過した。
その間、マロックの熱烈な視線を胸に受けていた潮は恥辱に我慢強く耐えていた。
「もう、いいだろ」
外気に晒されっぱなしで冷えすら感じる乳房をしまおうとした時だった。
マロックが潮の胸にむしゃぶりついてきた。

突然の出来事に何が起きたのか潮の理解が追いつかなかった。
潮の異能は未だ健在で、バニーガールになりきっていたことも手伝って自分の身に起こった現実を冷静に受け止めることがすぐにはできなかった。
「おいっ、何考えてるんだ、ううっ!ちょっ!やめっ!」
マロックを引き剥がそうと試みるもなかなか上手く行かない。
密着した体勢で男にピッタリとひっつかれていては華奢な潮の細腕では力不足だったのだ。
そうして、潮がもたついている間もマロックの舌は容赦なく潮の乳房を蹂躙する。

「本当にいい乳じゃな。この大きさにも関わらず、垂れる気配もなく弾力もある」
舌が乳房全体を這いずり回る蛇のように縦横無尽に動き回り、貪り続ける。
「くそっ!このっ、いい加減にっ・・・・ひゃあっ!」
そして、全身を甘美な痺れが駆け巡った。
男の体では決して味わえないであろう雌の快感。
思えば、潮は女になってからというもの自身の性欲について考えないよう努めてきた。
それを直視してしまえば、男としての自分には戻れない恐怖があったからだ。
それを今、身を以てマロックに教え込まれている状況に背筋を震わせた。

「はぁ・・・はぁ・・・、ううっ、このっ・・・・!」
「ほれほれ。潮はここをちゅーちゅーされながら弄ばれるのが好きなのか」
「すっ、吸うな・・・・!うぐっ・・・・!」
マロックは己の中の嗜虐心に身を任せ潮の体を貪っていた。
潮の右胸の乳首にむしゃぶりつきながら左胸を揉みしだいた。
胸を愛撫され潮の体には様々な感覚が襲ってくる。
「ばかやろうっ、やめろっ、うっ、ううっ・・・・!」
必死に身を捩り逃れようとするも無駄な努力だった。
その度に、マロックの愛撫は激しさを増し潮の体に新たな甘い刺激を刻みつける。
マロックの愛撫は狡猾かつ粘着質かつ徹底的だった。
乳房全体をべろべろ舐めたかと思えば、今度は乳首を局所的に弄び、電流のような強い刺激を与えてくる。
かと思えば、優しい手付きで乳房を撫でて安心感にも似た優しい感覚をもたらして来る。
いつしか潮は抵抗もできずマロックのなすがままに翻弄されていた。

「はぁっ、はあっ、ふうっ、くそっ・・・。もうっ、やめろおっ・・・・!」
潮の吐息はいつしか、荒々しさを失い甘い乱れを纏っていた。
「吸い心地も揉み心地も最高じゃな。それにお前さんも気持ちよさそうじゃな。息があがっていい顔で震えとるぞ」
一方のマロックは、昼のパーティーで男共が物欲しそうな顔で視線を送っていた潮の胸を文字通り味わいながら独り占めしている事実に優越感と興奮を覚えていた。
それから、どれくらいの時間が過ぎただろう。
部屋の中には、マロックが胸にしゃぶりつく音と潮の喘ぎ声が静かに響いていた。

「さて、では仕上げといくか」
蕩けきった潮を尻目にマロックは両胸を寄せて両方の乳首を合わせる。
「何する気だ、それ以上は許さないぞ・・・・・ああんっ!」
かろうじで抵抗の意思を口にした潮に未知の刺激が襲う。
マロックが潮の両乳首を口に含み、力強く吸いあげたのだ。
先程までの愛撫で既に敏感になりきった潮にとって、あまりにも度が過ぎた快感だった。
(こ、これが女の快楽か・・・・・)
芽生えた甘い痺れは思考を白濁させ、理性のベールを剥がしていく。
「さすがにまだミルクは出んか。ここまで大きいならひょっとしたらと思ったが、それは今後の楽しみに取っておくか」
「ふざけるなっ・・・ああっ、もうやめてくれっ・・・・!」
抵抗しようにも、胸から刺激が走る度に体から力が抜けていく。
やがて、いつしか体は快楽を受け入れてしまい、そしてついに潮は絶頂に達した。

「―――――――――――――――――!!!!
白い快感に支配された潮はぐったりとその場にへたり込んだ。
その後のことは覚えていない。
気が付けば寝間着を着て、自分の部屋のベッドで次の朝目覚めていた。
しかし、昨日の出来事が夢ではないことは胸に残ったマロックがしゃぶりついた赤い跡が物語っていた。

第三話 了


【投稿小説】とある冒険者の受難 第4話

コメント

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リンク付けました。

4話目のリンクがほしいです。

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挿絵完成には時間が掛りますので、何でしたら先行発注も可能です。
その場合はメールベースででもご相談ください。
amulai002あっとまーくyahoo.co.jp

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投稿ありがとうございます。4話はそうそうに掲載しますね。好評につき、挿絵追加も了解ですb

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ついに主人公がひどい目にあってしまったが、このまま堕ちていくパターンだろうか

こちらこそヨロシクです!

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