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【投稿小説】第二次性徴異常発育症候群 性転換症 第九話 復帰への準備
作 kyosuke
菜緒はベットの上に広げられた衣類を見る、女子用スクール水着である……だが自身が中学高校だった時とは違いレオタードの様に太腿が強調されるのではなくスパッツ型である。
「スカートもあるんだ」
「ええ、フリルですね……これ成人仕様もあるんですよ」
真奈美は苦笑するのも無理はない、自分が通っていた公立の中学や高校では大規模な盗撮事件が発覚したのでこれまで使用に渋っていたスパッツ型を認めた経緯がある。
「フリル付って、幼児?」
「これでも股の部分を刳り貫いてサポーター無しで履いたらそれなりにヌケるからね……」
菜緒のセリフに真奈美も藍も驚く、直也だった頃は高校時代から同人誌サークルしている悪友らと繋がりがあり何かと詳しいのである。
「菜緒……」
「分かっているって」
藍としては女性になったとは言え恋人だった菜緒には女としては放置する訳にもいかない。
玲は産婦人科にて女性器検診を受けていた、検診と言うよりは“授業”と表現した方が良いだろう。自らの女性器が教材……玲は下着を脱ぎ産婦人科で使用される診察椅子に座ると股を開く。そこに白衣を着た男性が来る、飄々とした丸眼鏡をかけた方だ。
「一ノ瀬 玲さんだね、第二次性徴異常発育症候群性転換症の」
「はい、よろしくお願いします」
「御厨 蓮です、産婦人科医の……」
さっそく診察に入る。
「目覚めが初潮だったと聞いてますが、その後は大丈夫ですか」
「はい……多いんですか?」
「多いですね、中には寝ている子もいますが……じゃあクスコを挿し込みますよ」
膣鏡とも呼ばれる道具で慎重に玲の女性器を広げる。
「あの、先生はどうして産婦人科に?」
「楊さんから聞いてませんか……私はこの世に生を受けたと同時に母親をあの世に送ってしまったのでね。何度も堕胎を迫られた様です、だけど兄が万が一性転換症になると申し訳ないと思ったんでしょう。私を堕胎するのを拒んだです……」
「えっ」
コルポスコープと呼ばれる拡大鏡を操作している御厨は淡々と言う。
「出産も切迫早産になり母子共々危険な状態、隣市にある産院から新生児救急対応ドクターカーと救急車でこの医大に搬送……私が助かりましたが母親は永眠しました。兄や姉には随分と恨まれました」
それが一つの理由になり彼は医者になる道を選び産婦人科を選んだ、女医の方がベストであるが雇用形態やらで男性も必要である。
「……あの」
「大丈夫ですよ、二人とも家庭を持つ前に母親の心情を理解したのですから……」
ク〇トリスは過敏反応であるがこれは性転換症に限った症例ではないと言われた。
「(男性の医者でも大丈夫って聞かれたのってこの為か)」
玲はモニターで自分の女性器の中を観つつも思う。
産婦人科であるが少女の姿も多く殆どが巨乳……だが玲の場合は背丈も相まって目立つ。視線を感じつつもエリアを出ようとした時に話しかけられた。
「もしかして一ノ瀬君?」
「え……久遠さん」
それは同じ小学校に通っていた久遠 絵梨でありクラスは異なる……彼女も中〇一年にしては爆乳の部類に入るサイズである。
「性転換症になったって聞いていたから……楊さんから」
「ここに通院していたんだ」
確か小〇四年生の時にガキ大将であった上級生と取り巻きに絡まれており玲が止めるように告げるも無視、それ所か胸に触れた……だが真っ先にキレたのは傍に居たリーナでおもっきり金的をしたのである。こうなると取り巻きも手を挙げたが玲の一撃を喰らう事になる。幸いにして中学生のお姉さんらの目撃証人によりガキ大将らは先生から説教を喰らう事になる、まあリーナにも無暗に金的を使うなとトスカさんから怒られたが……。
「玲って呼んでもいいのに」
「うん、玲さん……大変になるわコレ」
やはり巨乳歴が長い分わかるようだ。
菜緒はベットの上に広げられた衣類を見る、女子用スクール水着である……だが自身が中学高校だった時とは違いレオタードの様に太腿が強調されるのではなくスパッツ型である。
「スカートもあるんだ」
「ええ、フリルですね……これ成人仕様もあるんですよ」
真奈美は苦笑するのも無理はない、自分が通っていた公立の中学や高校では大規模な盗撮事件が発覚したのでこれまで使用に渋っていたスパッツ型を認めた経緯がある。
「フリル付って、幼児?」
「これでも股の部分を刳り貫いてサポーター無しで履いたらそれなりにヌケるからね……」
菜緒のセリフに真奈美も藍も驚く、直也だった頃は高校時代から同人誌サークルしている悪友らと繋がりがあり何かと詳しいのである。
「菜緒……」
「分かっているって」
藍としては女性になったとは言え恋人だった菜緒には女としては放置する訳にもいかない。
玲は産婦人科にて女性器検診を受けていた、検診と言うよりは“授業”と表現した方が良いだろう。自らの女性器が教材……玲は下着を脱ぎ産婦人科で使用される診察椅子に座ると股を開く。そこに白衣を着た男性が来る、飄々とした丸眼鏡をかけた方だ。
「一ノ瀬 玲さんだね、第二次性徴異常発育症候群性転換症の」
「はい、よろしくお願いします」
「御厨 蓮です、産婦人科医の……」
さっそく診察に入る。
「目覚めが初潮だったと聞いてますが、その後は大丈夫ですか」
「はい……多いんですか?」
「多いですね、中には寝ている子もいますが……じゃあクスコを挿し込みますよ」
膣鏡とも呼ばれる道具で慎重に玲の女性器を広げる。
「あの、先生はどうして産婦人科に?」
「楊さんから聞いてませんか……私はこの世に生を受けたと同時に母親をあの世に送ってしまったのでね。何度も堕胎を迫られた様です、だけど兄が万が一性転換症になると申し訳ないと思ったんでしょう。私を堕胎するのを拒んだです……」
「えっ」
コルポスコープと呼ばれる拡大鏡を操作している御厨は淡々と言う。
「出産も切迫早産になり母子共々危険な状態、隣市にある産院から新生児救急対応ドクターカーと救急車でこの医大に搬送……私が助かりましたが母親は永眠しました。兄や姉には随分と恨まれました」
それが一つの理由になり彼は医者になる道を選び産婦人科を選んだ、女医の方がベストであるが雇用形態やらで男性も必要である。
「……あの」
「大丈夫ですよ、二人とも家庭を持つ前に母親の心情を理解したのですから……」
ク〇トリスは過敏反応であるがこれは性転換症に限った症例ではないと言われた。
「(男性の医者でも大丈夫って聞かれたのってこの為か)」
玲はモニターで自分の女性器の中を観つつも思う。
産婦人科であるが少女の姿も多く殆どが巨乳……だが玲の場合は背丈も相まって目立つ。視線を感じつつもエリアを出ようとした時に話しかけられた。
「もしかして一ノ瀬君?」
「え……久遠さん」
それは同じ小学校に通っていた久遠 絵梨でありクラスは異なる……彼女も中〇一年にしては爆乳の部類に入るサイズである。
「性転換症になったって聞いていたから……楊さんから」
「ここに通院していたんだ」
確か小〇四年生の時にガキ大将であった上級生と取り巻きに絡まれており玲が止めるように告げるも無視、それ所か胸に触れた……だが真っ先にキレたのは傍に居たリーナでおもっきり金的をしたのである。こうなると取り巻きも手を挙げたが玲の一撃を喰らう事になる。幸いにして中学生のお姉さんらの目撃証人によりガキ大将らは先生から説教を喰らう事になる、まあリーナにも無暗に金的を使うなとトスカさんから怒られたが……。
「玲って呼んでもいいのに」
「うん、玲さん……大変になるわコレ」
やはり巨乳歴が長い分わかるようだ。
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