FC2ブログ

Latest Entries

投稿TS小説第141番 Blood Line (24)(21禁)

 研究施設にいた頃は、自分で慰めることは無かった。それは当初、璃紗に対する敬愛の念から来ていた。最もリサ、幹彦と心が繋がっていると信じていた璃紗の身体を持ったのだ。その身体を興味本位で触れる事は璃紗を冒涜するように思えた。しかし実際には何度と無く犯され、ほぐされているのだ。夜寝るときなど妙に身体が火照ってしまい、手が出そうになった事も一度や二度では無かった。それを犯されたのと同じように、自分も璃紗を犯してしまう気がして躊躇したのがリサの事実だった。
(あンッ。……ぬるぬるしてる……気持ちいい……)
 ほんの少し中指を押しつけると、得も言われぬ心地よさが身体を撫でていく。滲みだした粘液が指先に絡まり、それがまたリサを興奮させていった。
 女性の快楽は、既に刷り込まれている。どこをどうしたらより一層溺れられるのか、解りきっている。リサは包皮の中の肉芽にぬるつく指先を移動していく。
(ひっあ! くゥんん!)
 突き抜けるような刺激が脊髄から脳まで一直線に走り抜けていく。声帯があったなら歓喜の叫び声をあげていたかも知れない。
 次第に荒くなる吐息だけがリサの耳に入っていた。
(まり、さぁんッ! すごっきもちイイ!)
 ぷくっと膨らみ、固く凝ってきたピンクの珠。それを守っているカバーを指先で剥き、敏感な部分を露わにしていた。それだけでも快美感が得られる。リサは剥き出しにされたソコを優しく撫で上げ、そして下げた。びくびくッと身体が跳ねる。
(いい、ん、真理さんッ、気持ちいい?! ここ、いいよね?! やっ、あぁん)
 リサは今、自分の淫らな陰部を弄りながら、同時に真理を弄っている、そんな感覚に陥っていた。男の脳だけが、女の自分の身体を弄ぶ。けれど決して己を慰めている訳ではなかった。女の身体、真理の身体を自らの肉体を通し弄っているのだ。
 軽く押しつぶし、こね回し、摘む。その行為から紡ぎ出される快感は、リサが真理に与えているという錯覚を呼んでいた。荒い息づかいは真理の息遣いであり、高ぶる性感は真理が感じるもの。そう思えば思う程に、リサの行動はエスカレートしていく。
(ああっ、やっ、ンくゥ。欲しい? 欲しいよぉ! ここ、入れていいよね? 入れちゃうよ?!)
 身体の中に異物が入ってくる感覚は、正直言って今も慣れない。それ故に、鹿島の長大なペニスがリサの敏感な肉洞を出入りした事はあっても、自分から何かを入れる事は無かった。一瞬だけ生じた躊躇だったけれど、リサの思考は直ぐに快楽へと移動してしまっていた。
 肉真珠を弄る手が右手から左手に代わり、それまでぬるぬるのソコを弄っていた中指が「にゅるん」と襞で包まれた洞窟に潜り込んでいった。
(あっかはっ、こんなっこんなのっすごいっ! 真理さんッ、絡みついてッるぅぅ!)

 ぬぷぬぷと指を出し入れする度に、きゅっと襞穴が逃がさないとばかり締め付ける。それでも抜き差しを続けると、愛液に気泡が入って白い汁となってリサの股間を流れ出ていた。
 切ない程の喜悦がリサの身体に広がって、それが濃厚な女の香りとなって室内を満たしていく。もっとミッチリと埋めて欲しい欲求が、膣に突き込まれる指を増やしていた。
(あぁっアぅ、くッん! いいっ! 真理さんっ、真理さんっイクっ! イッちゃう、あああっはぁああん!)
 リサの細い指を噛み締めるように、ぐわっと襞壁が収縮する。身体全体に力が入り強張ったようになったかと思うと、リサの身体は断続的に「びくん、びくん」と痙攣していた。そしてその度にぎゅんぎゅんと指を締め上げ、擬似的な「ペニス」を搾っていた。
(あんな風に真理さんで……オナニーしちゃうなんて……。好き、なんだろうか、僕は、あのひとが――)
 自らの甘美な指遣いを思いだし、思わず真理のブラジャーを握りしめ身震いをしていた。そして次の瞬間には、顔を上げキョロキョロを周囲を見渡す。リサ一人だけの真理の部屋には誰かがいるはずもなく、そのままそれをネットに入れると洗濯機へ放り込んでいた。

 真理はリサと生活していくうちに、若干違和感を感じていた。リサは妙に「女の子」していないのだ。ボーイッシュな女の子というのとも違う。奇異な感じ。
 最近では座っても膝を閉じない娘もいるから、その位なら普通だろうと思っていた。しかし、若い娘が当然興味を示す髪や肌の手入れ、爪の手入れをしない。それどころか、真理がすると不思議そうな顔をしてじっと見ていた。
 勿論、服装に関しても、リサに似合いそうな可愛い服は着なかったし、ブラジャーも着けなかった。それどころか着け方が解らないようでもあった。リサを泊めて二日目。自分の以前のサイズのブラジャーを貸した事があった。全く着けようとしないリサに、「形が崩れちゃうから」という理由で応急的に促したのだ。真理の顔を見ながら、戸惑いと躊躇を見せていたリサは、意を決したのか着け始めた。しかしそのやり方が、あまりにも乱雑だったから、真理は思わず口にだしてしまっていた。
「なぁに? その着け方。それじゃワイヤーからはみ出しちゃってるじゃない」
 リサの反応は、真理の想像を超えていた。軽く笑いながら直す、という行動を採ると思っていたのに、複雑で意味が取れない表情を浮かべ、そのままリサが寝泊まりしている客間に駆け戻り膝を抱えて座り込んでいた。上半身は裸のまま。
(なんか、男の子みたいなのよね)
 見た目が可愛い女の子だから余計にそのギャップは激しかった。女同士でお風呂に入った時にも感じていた。恥ずかしいのは解るけれど、リサが真っ赤になって俯く姿は、少年が初めて女性と相対している、そんな印象さえ与えていた。

<つづきはこちら>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://okashi.blog6.fc2.com/tb.php/3084-413171e4

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

DMMさんの宣伝

 

初めての人はこちら

ts_novel.jpg

 

性の揺らぎに関する作品でお勧めのもの

ts_syouhin_20090318225626.jpg

 

性の揺らぎに関する作品(一般)

ts_syouhinもと

 

ブログ内検索

 

最近のコメント

プロフィール

あむぁい

  • Author:あむぁい
  • 男の子が女の子に変身してひどい目にあっちゃうような小説を作ってます。イラストはパートナーの巴ちゃん画のオレの変身前後の姿。リンクフリーです。本ブログに掲載されている文章・画像のうち著作物であるものに関しては、無断転載禁止です。わたし自身が著作者または著作権者である部分については、4000文字あたり10000円で掲載を許可しますが、著作者表記などはきちんと行ってください。もちろん、法的に正しい引用や私的複製に関しては無許可かつ無料でOKです。適当におだてれば無料掲載も可能です。
    二次著作は禁止しません。改変やアレンジ、パロディもご自由に。連絡欲しいですし、投稿希望ですけど。

 

全記事表示リンク

ブロとも申請フォーム

月別アーカイブ

 

最近の記事

 

ブロとも一覧


■ ブログ名:M物語(TSF小説)

 

カテゴリー

新メールフォーム

イラスト企画ご案内

20080810semini.jpg

 

リンク

RSSフィード

2020-08