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投稿TS小説第141番 Blood Line (39)(21禁)

 * * * 崩れるこころ * * * * *

 翌日の休憩時間まで、リサは俊治の事が気になって仕方なかった。荒々しく出ていったきりで、友達関係も無くなってしまうのだろうか、と。
(した方が良かったんだろうか……。でも、男同士で……。鹿島には、されちゃったけど、あれはどうしようも無かったんだ。俊治くんは友達だし。でも、それで避けられちゃったら?)
 無意味に自己弁護と自己否定を繰り返している内に時間が経っていた。鹿島に促され中庭に行く。どきどきと心臓が高鳴り、いて欲しいような、いて欲しくないような、そんな不安が溢れ出していた。
 中庭には、はたして俊治がベンチに腰を下ろしていた。時間だからなのか、気配を感じたからなのか、俊治がリサの方に視線を送る。暫く無言の時間が過ぎ、冷たい風が二人の間に入り込んでいた。
 リサが大きく息を吸って、俊治の所へ動こうとしたとき、鹿島がリサの腕を掴んだ。
「おっと、今日は特別だった。直ぐに行くぞ」
 何もかもお見通しだと言わんばかりの鹿島の顔が、リサには鬱陶しい。
 リサも俊治も、お互いに物言いたげだたけれど、話せないままその場を立ち去っていた。


(痛っ)
 頑丈な扉を開けた途端、リサの身体を鹿島がベッドに突き倒した。そのまま無言で鹿島が道具の用意をしていた。双方の手首と足首を固定させられる、いつもの「能力開発」時の恰好。
「お前、規則違反してねぇか?」
 まだ俊治の事を考えていたリサは、鹿島の言葉に驚きを隠せなかった。
『――してません』
(ま、まさか、俊治くんが出入りしたの見られてた?)
 鹿島は無表情にリサのスモックを捲り上げた。白い尻とその中心にまだぴったりと合わさったピンクの割れ目が目に飛び込んでくる。
「ガキが色気づきやがって。規則違反は懲罰だよな」
(あっ冷たい、ん、あふっ――なんでいつもと違う?)
 いつもの鹿島なら、リサが腰を振るまで丹念にクリトリスを舐め上げ、広げた蜜壺を執拗に指で嬲る。ぐちゃぐちゃになった淫穴に、張り型を突っ込んでいた。それが今日に限ってローションを使っている。
「そういやぁ、俺のタマ潰したオトシマエつけてなかったな」
 睾丸を潰された恨みは、日頃の責めで解消される筈が無かったのだ。手足を固定され身動きできない体勢と、能力も満足に使えないようになっているリサは、陰湿な目の色を見せる鹿島に言い知れぬ恐怖を抱いていた。。
「本当はよ、もう少し先で使う筈だったんだが。俺が、この俺がつまらねぇんだよ、てめぇをいたぶれんとな」
(ひぁっん)
 鹿島の太い指を二本、身体深くまで突き通され、リサは思わず呻いていた。
『なにを、するつもり?』
 抑揚のあまりない、単調な『声』が鹿島に聞こえていた。リサに背を向け、バッグの中を漁っていた大男は、目を爛々と輝かせながら手に取った道具を見せつけた。
「ああ? これを入れてやるだけだ。今日からずっとな。てめぇが壊せないようにリミッター目一杯にしてな。どうだ、愉しみだろ」
 リサにはそれが革製のショーツにディルドゥが生えているように見えた。いつも半日でさえ息も絶え絶えになっていたのに、それをずっと。わざと能力を使って痛みで快感に飲み込まれないようにする事もできない。愉悦にのたうち回り、虚ろな視線の自分がリサの脳裏を占領した。
『やだっやだっ、そんなのやだっ!!』
(くぅ、ん)
 身体を揺すり抵抗しようとしたリサだったが、鹿島の力には勝てない。ぬるっと、冷たく固い感触が体内に潜り込むと、その瞬間リサの動きが止まり身体を小刻みに振るわせた。
(……? う、あ? な、なんか、熱い? ふっンく、熱い!! なにこれ?!)
 じわじわと膣から熱いものが込み上げて、先程とは違った動きをリサの腰は見せていた。それを視ながら鹿島は目尻を下げた。

「お、言い忘れてた。そいつも特別製でな、止まってる時は少しづつ媚薬が出てくるらしい。で、動いてる時は出ないんだと。動きもな、っと」
(うはぁああっ、いあらあっ、ひっくあああん!)
 柔らかな膣肉を割り、縦横無尽に動き回るペニス。それまで高められた性感が、極微量の媚薬とは言いながらも大きな効果を生みだしていた。あっという間に、イきそうになっていた。
「おっと、悪いな。スイッチ入れちまった」
 意地悪く鹿島が機械を止めてしまう。イキそうなのにイケない。そして刺激の無い時には身体がそれを欲しがるようにし向けられている。寸止め、生殺しの状態だった。
「じゃぁな、明日も愉しもうぜ」
 リサを自室へと運び、立ち去る鹿島。その姿を憎々しげに、しかし物欲しそうにリサは見送っていた。

(あぅあっ、んっ、んっあ)
 力を入れる度に肉洞が締まり僅かな快美感が走る。けれどイケる程ではなかった。時折思い出したように動き出すディルドゥが、堪らない快感を与えてくれたけれど、それも短時間だった。
(あうぅぅ、こんなの、つづけ、はあん、たら、おかしくなるぅ……)
 鹿島の私怨による復讐は、リサの肉体と精神を少しづつ侵していたけれど、リサの男としての意識はまだ崩壊してはいなかった。

 結局、リサはまんじりともせず朝を迎えていた。トロトロになった下半身は、そのままリサの心の様を表しているようだ。
 いつもの予定をいつものようにこなし、昼休憩の時間となっていた。
「お、今日も彼氏が待ってるじゃねぇか。健気だねぇ」
 中庭を臨む建物の入口陰から、鹿島とリサが俊治の姿をみとめていた。
(はぅ、はっ、あっ、くぅん、あイきそ、んん~……ああ、また……)
 ほんの少しで絶頂までの所を、鹿島はコントローラーをオフにしてしまう。昨晩から幾度と無く味あわされた展開。「彼氏」などと言われているのに、それを否定する事も出来ないほどリサはとろけさせられていた。
『もう、止めて、ください』
「止めて欲しけりゃ、さっき言った事をやってこい」
 顎をしゃくり上げ鹿島はリサに促し、餌を与えるようにコントローラーのスイッチを少しだけ上げた。狭い肉壺の中をゆっくりと張り型が往復すると、その刺激に恍惚の表情を見せ歩き出した。

「やあ。――ええっと、一昨日のことなんだけど……」
 自分の前に佇むリサをベンチに誘い、俊治は身体を捻るようにリサの顔を覗き込んだ。潤んだ赤い瞳に朱色が映える白い肌。胸元が大きく開いているスモックだと目のやり場に困ると思いつつも、ついそちらへ視線が行ってしまう。
(……なんか、色っぽいな)

<つづきはこちら>

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