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翻訳性転換小説第67番 Driven ノセられて(その10最終回)

原作    Driven
原作者   Topaz172 email:topaz172@aol.com
日本語版  Driven ノセられて
日本語訳  あむぁい




ああ。
ああ。
いわなきゃ。
あのせりふをいわなきゃ。
金属のペニスから口をはなす。
ぺろり。
なにも思い出せない。
あたしは。
あたしはいわなきゃ。
「コンポーネントの準備が整いました」
「いい子ね。あなたはまったくの白紙。あなたには新しい記憶と人格が必要なの」
「はい。あたしには新しい記憶と人格が必要です」
「あなたが何者か、教えてあげる。あなたはずーっと前からそうだったって思うようになるの」
「はい……ルゥ」
あたしは目を閉じる。
あたしの股間に装着された接続端子から情報が注ぎ込まれる。
あたしのからっぽのメモリーバンクに書き込まれていく。
あたしは究極の車ルゥのために。ルゥにふさましい最高の整備ユニットとして造られたアンドロイド。
あたしは工場で生まれて、組み立てられた。
ご主人さまとルゥに従うように配線されて、美しく塗装された。
あたしは究極最高の自動車、ルゥのユニット。
自分でメンテして、自分で考えて、機知に富み、オーナー様のあらゆる欲望を満たす事ができる。
あたしは、カンペキだ。
完成したのだ。
あたしは誇り高い最高クラスのアンドロイドだ。
だから、ご主人様には最高の笑顔と真心で誠心誠意お仕えするのだ。
「ダウンロード、完了いたしました」
あたしは優雅に微笑んで見せた。

あたしは。
ルゥのメンテナンスコンポーネントであるあたしは、本体である走行ユニットの横で佇む。
手を後ろに回して、足をこころもち広げて、胸を張り、お客様にあたしの魅力を知って頂く為に計算されたポーズをとり続ける。

レースクイーンのように。
あたしの耳のピアスは受信装置になっていて。
本体のCPUからの自動人格データのアップデートを受けて、ご主人様の好みやTPOに応じて常に最新版に書き換える事ができるのだ。

、、、お客様が来た。
お客様に最高の印象を与えるのはあたしの最重要の仕事だ。
本体のチェックにより、本体とあたしの状況がモニターされる。
タイヤ圧OK。オイル圧OK。乳首勃起OK。ペニス受け入れ準備OK。ヴァギナの潤滑OK。

お客様は二人。
口ひげをはやした男と、若い金髪の若い男。
「お客様、あれが我が社の最新型。RookRider2000ですわ。知能ばかりか感情すら持つ究極最高のAuto mobile systemです。お客様がお望みになれば、いかなる命令でもよろこんで実行しますわ」
「いかなる命令でも?」
「あら、お疑いですか。私どもは常日頃から顧客満足度の向上の為に、お客様のご意見を謙虚に受け止めねばならないと考えております。もし、よろしければですね。少々、デモンストレーションさせて頂きます」
「ほほう」
「ルゥ、キム氏にフェラしなさい」
「はい、かしこまりました」
あたしはお辞儀する。
フェラはメンテナンスコンポーネントであるあたしの役目だ。
あたしはお客様の前に跪いて、お客様のチャックを降ろす。
「うお」
「あはは。父さん、こりゃあいいね。母さんの代わりになるんじゃないか」
若い方のお客様がにやりと笑う。
「ミス・ルークは万能人型コンポーネントです。特別な指示の無い限り、彼女はRookrider2000のメンテナンスを実行し、あなたのガレージを侵入者から守ります。指示すれば、彼女は簡単なメイドの仕事もできますし、勿論、ベッドを暖める事もできますわ。それに、不平不満を言ったりしませんし、病気も、お休みもありません。余暇も要りません。彼女の機能や取り扱い方に関しては、保証書の付録Cにてお確かめください」
店長の説明が自尊心をくすぐる。
そう。あたしは最高クラスのアンドロイドなのだ。
あたしはお客様の顔を見上げて、にっこりと微笑む。そおっと、お客様のパンツに手をつっこみ、太いペニスを取り出す。そして、ペロっと味見。
あたしの口腔部接続ポートの中に彼のペニスを挿入して、あたしは一生懸命吸い始める。
たちまちあたしはその行為に夢中になる。
そして、あたしの感情はピアスを通じて本体へと伝送される。
「おう。そうだ。息子の分もいるな。う。これはもう一つ付けてもらえるのか?」
喘ぎながら口ひげをはやした方のお客様が尋ねる。
「息子も、自分用のを欲しがるに決まってる」
「もちろんですわ。お客様。黄色いのと黒いのとなら在庫が有りますけど、お好みは?」
「じゃあ、黄色いのを」
若い方がにやりと笑う。
販売員が呼ぶと、アジア人タイプのメンテナンスコンポーネントがやってきて、あたしの隣で若い男の前に跪く。
「ご紹介いたします。タイプ・アキラでございます」
あたしと同じメンテナンスコンポーネントの出現にあたしは親近感を覚える。
あたしはアキラににっこり微笑み、アキラもあたしに微笑む。
あちらのコンポーネントもお客様を喜ばせはじめる。
あたしも負けちゃあいられない。
気合を入れてお客様のペニスをねぶりあげる。
あたしの髪の毛が捕まれて、お客様の腰がつきあげられる。
あたしはそれをしっかり受け止める。
「父さん、ボク、これが良いよ」
若い方のお客様も上ずった声をあげる。
あたしの方のお客様はあたしに夢中で返事ができない。
「良い。う。りょ、両方もらおう」
お客様はうめいて、あたしの口腔部接続ポートを精液で満たす。
あたしに前もって書き込まれている快感プログラムが作動し、あたしの体を何かが突き抜ける。ああ。これが、愛?
イヤリングを通じて、本体からあたしにデータが送られる。
この人があたしのご主人様。
登録完了。
あたしの心を幸せが満たす。
これでやっとご主人様にご奉仕する事ができる。
ご主人様にご奉仕するのがあたしの役目。
ご主人様、、、
あたし、一生懸命がんばりますね。




「ええ。オーナー大丈夫です。また、二人お客様が。ええ。若い方はエンジニアになってもらって働いてもらいます。既にコスチュームとブラは用意してますよ。年寄りの方ですか?精神を女性化した後に、修道院に捨てちゃいます。もちろん、この書類にサインをしてもらってから。ですから、オーナー。ご褒美を。あ。ああああ。はああん。オーナー!オーナー!」
店長は携帯で電話しながらイっている。
オーナーが相手なんだ。
いいなぁ。
でも、しょうがないか。
あたしは、オーナーと店長とご主人様の言うことを聞いていれば良いんだから。
あたしは明日の出荷に備えて本体をピカピカに磨き上げるのだった。

<おしまい>


感想など頂けると原作者ともども喜びますです。

テーマ:★官能小説★ - ジャンル:アダルト

コメント

こんにちは、toshi9さん。
これは良い原作でした。感想があまりつかなかった作品でしたのでうれしいです。

堪能しました

何気に読み始めましたら、いや面白かったです。
自分が買った車なのに、何時の間にか立場が変わっていく。
少しずつ変わっていく様が何ともいいですね。
堪能させてもらいました。
あむぁいさんも翻訳ご苦労様。

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