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勇者と魔王の嫁入り修行(その1)

作. DEKOI
絵師: そら夕日さん いちご色素
will_080314.jpg

勇者ウィル

世界は破滅の道を進んでいた。


この世界には勇者と魔王がいる。

勇者の名前はウィル。
前魔王を倒した勇者とこの世界において最大の領土を誇る国の姫との間に出来た
、由緒正しき血統を持つ青年。

魔王の名前はルゲイス。
ウィルの父親に倒された前魔王の実の息子であり、現在は魔族の頂点に立つ男。


本来、偉大な前任者の息子の実力がボンクラなのが世の常だ。
「晴れた日には布団を干す」位に決定付けられた世界の理の1つと言ってもいい
だろう。

だが彼ら2人は違った。
強いのだ。それも半端でなく強過ぎる位、強いのだ。
強国の親衛隊長や魔族の上級将官の強さが三○無双の雑魚兵士クラスと当てはめ
たら、彼らの実力は武者ガ○ダムクラスの強さだ。
彼らは生まれもって優れた才能を持ち、そして幼少の頃から「1日30時間の特
訓」クラスの修行を続けてきた。
その為にお互いに「勇者」「魔王」を名乗る頃には、彼らの強さは周囲の者に比
べて飛びぬけていた。
それこそ、手がつけれない位に。

そして問題なのは2人共、自分の理念についてはとてつもなく真面目なのだ。
勇者ウィルは魔族から人類を守ることを信念として貫いていた。
魔王ルゲイスは世界の覇権を人類から奪い取り、魔族による世界征服を至上の目
的としていた。

そして更に悪いことに2人の実力は拮抗していた。それこそ全く差異がない位に

片や仇敵の息子。片や人類を脅かす魔族の王。
お互いに相手を倒す事に一切の躊躇はない。

2人の心根は超真面目。実力は完全な拮抗状態。自分の目的達成の為に、最優先
で倒すべき相手同士。
そんな2人だからこそ、直接対決する事が多々生じているのだ。
そして常に戦闘は手加減一切なしのマジモード。
お互いがお互い、背水の陣でもひいているのではないかと思われるほどの、真剣
勝負。

そして極めつけに悪いことに2人とも戦闘になると周りの状況が一切目に入らな
くなってしまう。
よっていざ戦闘になると、周りに対する影響に関して、一切考慮せずに暴れまわ
る。

そんな訳で。
勇者と魔王が戦うことは、周囲に大災害が発生したのではと疑いたくなるような
壊滅的な破壊状態を撒き散らす。
大地が割れ、天を引き裂き、森は火で焼き払われ、山は崩れ落ち、川は干上がり
、空からミート君が降ってきて、ポール・○が指を折る。
世界にとって、2人の一騎打ちは「天災」クラスの大問題なのだ。

こんな周りにとってはた迷惑な戦闘が1週間に1回は起こっている。
ちなみにこの世界の1週間は、我々の世界の3日間にあたる。
常に場所を変えながら頻繁に発生するこの災害は、世界中に大きな被害をもたら
していた。
あまり大きくないまっ平らなこの世界において、それは自己治癒能力をはるかに
上回る大破壊行為であった。



世界は破滅の道を進んでいた。
それがたった2つの存在による大喧嘩が原因であることは、周知の事実である。

<つづきはこちら>

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