fc2ブログ

Latest Entries

投稿TS小説 最悪の理想の薬(9) by.DEKOI

※食器の数:89枚
あと1枚で90枚、それは即ちもうこの部屋に閉じ込められて1ヶ月が経とうとしている事を意味している・・・んだと思う。
でも、もう私にはどうしたらいいのか分からない。食器を集めているのもほとんど惰性のようなもの。
だって私は「石井剛毅」じゃない。この部屋に居た少年刑事じゃあもうない。
私は名前の無い「女」。この部屋に閉じ込められた石井剛毅という「男」の全てを乗っ取り、そして奪い取り消し去った「女」だから。
ほんのついさっき。私は石井剛毅の身体を完全に「乗っ取ったの」を感じたから・・・。

食器の数が80枚くらいの時点で、おチンチンはみるみるうちに小さくなっていき、いまではもう小指の先も無い位の大きさになってしまいました。まるでお肉できた花の芽のようです。
その代わりに・・・その・・・縦筋の割れ目と、・・・変な襞襞が出来上がって。
・・・お願いです、直接的な言い方を望まないで下さい・・・。まだ、は、恥ずかしいので・・・。

そしてさっきご飯を食べ終えて少したった時に、突然の腹痛が私を襲いました。
お腹の中に手をつっ込まれて内臓の位置を強引に変えられているようなそんな激痛で、今の私には到底耐えられません。
私は床に倒れふして、泣きながら誰かに助けを叫び続けましたけど、当たり前ですけど誰も助けに来てくれない。
その事が更に私には辛くてしょうがなかった。もっと大きな声で叫んだけどやっぱり誰も来なくて。
それが私をもっともっと悲しい思いにして、いつの間にかお腹の激痛ではなく、誰も助けに来てくれないのが悲しくて辛いという内容に悲鳴は変わっていて・・・。

助けて、誰か、私をっ
助けて!

・・・・君!!

・・・・・・・・・・・

「ん・・・、私・・・。」

ふと気がつくと、私は床に倒れていました。
いつの間にか私は気絶していたようです。お腹の痛みは既になくなっていました。
痛みが原因だった為でしょうか、全身が汗でびっしょびしょ。ブラジャーもショーツも濡れて肌に張り付いていてとても気持ち悪い。
私は立ち上がるとバスユニットの方へ向かって歩き始めました。シャワーで汗を流し落としたかったからです。

「・・・?あ、あれ・・・?」

私が倒れていた場所からバスユニットまでほんの5mくらい。たったそれだけの距離なのに私は足をふらつかせて尻餅をついてしまいました。
足に力が入らないと言うよりも、全身の体力が無くなっている感じです。長距離マラソンを走り終えたみたいな感覚、と言えば分かるでしょうか。

「このまま少し休んで・・・、やだ、私すごく汗臭い・・・。それにショーツが・・・。」

正直立ち上がるのも辛いほど気だるさありましたが、それ以上に全身が汗でびしょびしょになっていて衣服と下着が身体にべっとりと張り付いてしまっていました。ついでに床に直に倒れこんだせいか、埃があちこちに張り付いている始末。幾らなんでもこれは気持ち悪すぎます。
激しい脱力感で身体を動かすのが億劫でしょうがなかったですが、四つんばい状態で這う様にバスユニットに近づくと転がり込むように中に入ります。
そして服と下着を剥ぎ取る様に脱ぎ去ると、車窓からゴミをポイ捨てするかのようにバスユニットの外に捨て去りました。
このままの状態でお湯をバスユニットに張ってゆっくりと浸かろうかな、とも考えましたが脱力感が酷いのでシャワーを浴びる事にしました。お湯を張っている最中に寝込んでしまい、そのまま溺死とうのも馬鹿らしいですし。

シャワーの蛇口のある高さは座ったままでは手が届かないので、少し立ち上がろうとしました。

「・・・・!痛っ・・い?」

するとお腹の下腹部に痛みが走りました。それも鋭い痛みでは鈍い、ジンジンとした痛み。
それでも全身の汗臭さには耐えられずシャワーを浴びる事にしました。ぬるめの温度に設定してから蛇口をひねるとお湯が上から降ってきて、全身の不快な汗を洗い落としていきました。
本当はとても気持ちいのでしょうが、今の私にはそうでもなかったりします。原因は腹痛のせい。
最初に痛みを感じてから2、3分ほど立っているのですが、徐々にですが痛みの強さが増してきているようです。汗臭さとは違った不快な物です。

シャワーを浴び終えると手元に置いてあったタオルで身体を拭き、そして衣装棚の方に向かいます。理由は服を着るためですよ、当然でしょう?
引き出しから下着を取り出します。勿論、女性用の方です。なにせ今となってはブリーフですら違和感を感じてしまうのです。トランクスなんて論外。
まずは下の下着、ようするにショーツ、古い言い方だとパンティ?を見つける事にしました。
最初はショーツを履くのに戸惑いを感じてましたが、今はもう手馴れたもの。
ですが。ショーツの両穴に足を通していつもの様に腰の箇所まで持っていって履いた瞬間、それが起きました。

ぐじゅっ

前の方から何かが染み出してショーツを汚している感覚。そうとしか言えない事が起きたのです。
一瞬おもらししたのかな?と思いましたが次の瞬間、ある最悪の事が起きたのではという事に気がつきました。
恐る恐るショーツの方を見ると、薄いショーツの生地には赤いのが・・・血が内側から染み出しているのが見えました。一番想像したくない、そして一番確信を持っていた予想通りの物が。
ショーツの中を覗き込むと、そこには股間にできたスリットから大量の血が流れているのが目に飛び込んできました。

学校の保健体育の時間に教わった女性特有の、男性では絶対に有り得ない生理的現象・・・。

すなわち、『 生 理 』。

それが今、私の身体は体験している・・・。
私が完全に女の身体になった、何よりの証拠。逃れようが無い、絶対的な証拠・・・。

「い、嫌ああぁぁぁぁぁ!」

気がつくと私は、頭を抱え込みながら悲鳴をあげていました・・・。

<つづく>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://okashi.blog6.fc2.com/tb.php/4903-87a7bd2c

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

FANZAさんの宣伝

 

初めての人はこちら

ts_novel.jpg

 

性の揺らぎに関する作品でお勧めのもの

ts_syouhin_20090318225626.jpg

 

性の揺らぎに関する作品(一般)

ts_syouhinもと

 

FANZA専売品コーナー

ブログ内検索

 

最近のコメント

プロフィール

あむぁい

  • Author:あむぁい
  • 男の子が女の子に変身してひどい目にあっちゃうような小説を作ってます。イラストはパートナーの巴ちゃん画のオレの変身前後の姿。リンクフリーです。本ブログに掲載されている文章・画像のうち著作物であるものに関しては、無断転載禁止です。わたし自身が著作者または著作権者である部分については、4000文字あたり10000円で掲載を許可しますが、著作者表記などはきちんと行ってください。もちろん、法的に正しい引用や私的複製に関しては無許可かつ無料でOKです。適当におだてれば無料掲載も可能です。
    二次著作は禁止しません。改変やアレンジ、パロディもご自由に。連絡欲しいですし、投稿希望ですけど。

 

全記事表示リンク

月別アーカイブ

 

最近の記事

 

カテゴリー

新メールフォーム

イラスト企画ご案内

20080810semini.jpg

 

リンク

RSSフィード

2024-02