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おかし製作所1200万ヒット記念作品 TS論理パズル にぶんのいちっ!? オチ編

問題編はこちら
解説編はこちら

mina20090816.jpg
漫画:

てな訳で、オレは無事女の子になって。しかし、男に戻って今は美奈さまの下僕だ。
まぁ、あいつらの事を思えば幸せ、だよな。

思い出したくないが、忘れられそうにない。

そう、結局ほとんど寝られないまま翌朝が来たんだ。


*************

「お待ちかね!誰が女の子やねん、論理パズル大会!!ばいっ、不法侵入者さんたち~!!!」
高らかに美奈様が宣言して宴は始まった。

「さあ、みんなよく眠れたかな?って、みんな寝れてないみたいね。ダメよー、スライムになったら『寝る』なんて、高度な知的作業、できなくなっちゃうんだからー」
えー。
「あったかいお布団の中でぐっすり寝る。こんな楽しい事はないって言ってたのはのび太さんだったかしら。まぁ、後悔って言うのは後でするもの。今さら遅いけどねー」
笑えないんですけど・・・
「さてさて、ちゃっちゃと進めましょう。まずは絶対服従を誓ってもらおうかな」
オレ達はその場で土下座させられて、美奈様を暗殺しようとした事を詫びて絶対服従を誓った。
美奈様のハイヒールで踏まれるとその時からオレの中で何かが変わったのが分かった。

オレ達は美奈様に逆らえなくなった。

「さて、自己アピールが一人五分って約束だったわね。時間がもったいないからいっぺんにやりましょう。今から五分、好きにアピールなさい。一斉に」
一斉!?
色めきたつオレ達を見下ろしつつ、美奈様は大きめのストップウオッチを部下から受け取ると宣言する。
「はじめっ」

徹夜で考えてたこと。この一週間ずっと考えてたこと。
ぜんぶ、ぐちゃぐちゃになった。
オレは。オレ達は必至で自己アピールの言葉を叫んでいた。
美奈様はオレ達を見下ろし、目を細めて聞いていた。
オレとカイとワルサーが口々にする主張を。

「おしまいっ」
五分たったのか、美奈さまは宣言し、ストップウオッチを部下に戻した。
息を枯らして、肩を震わすオレ達が見たのは、耳栓を外す美奈様の姿だった。
い、いつからそんな物を付けてらしたんですか!?
「よく聞こえなかったけど、必死なのはなんとなく分かったわ」
そ、そんな・・・美奈様・・・

「ではいよいよ、イッツ、ショーターイム!最初は、だ、れ、に、し、よ、う、かな?」
ちょ、今「かな」が一文字分でしたけどっ!!
だが、選ばれたのはワルサーだった。オッケーです!
「ちょ、今『かな』が一文字分っ!!!」
ワルサーが必死に首を振り、最初の審判を拒否!
「ダメよ。わたしが法律ー」
部下たちが一斉にうなづく。
ワルサーの意見は彼以外の全員一致で却下される。

「美奈様の!論理パズル~!!問題は簡単だけど、間違えたら即、スライムになっちゃうから慎重に答えてね。では、第一問!」
間違えろ!間違えろ、ワルサー!
「三人のうちで、女の子になれるのは一人だけ。他の二人はスライムになる。さて、あなたが女の子になれる確率は、数学的にはどのくらい?」
ワルサーが、蒼い顔で考える。
あいつ、数学弱いんだよ。馬鹿だから。間違えろ、間違えろ!
「え、えーっと、三分の一?」
「・・・・・・・・・・・・正解っ!!」
あからさまにほっとするワルサー。ちっ。
「では、続けて第二問!一週間も仕込んだ今日のイベント。わたしとしてはなるべくたくさん楽しみたい。さて、そうすると。あなたが女の子になれる確率は、心理学を加味したらどのくらい?」
「え、えーっと、えーっと」
蒼ざめていくワルサー。
ふふっ。そういえば門番のやつによると、こいつの運命はスライムだっけか。
「さあ、どうかな?」
「さ、さんぶ・・・」
「間違えたら即スライムだってば。よく考えてー」
「あ、あの。あのっ」
「ヒントはねー。さっきも言ったけど。『わたしとしてはなるべくたくさん楽しみたい』ってとこ。ここがポイント」
「み、美奈様っ!わ、私が悪かったんです!反省しています!二度としません!一生お仕えします!ですから!」
「さぁ、よく考えてー。今度は心理学の問題だよ」
「ス、スライムは嫌です!お願いします!」
「あらあら、スライムは怖くないわよ。そんなに怖がる事なんかちっとも無い。なんせ、スライムにはそんな高等な感情は無いんだから。だから、あなたも怖がる事はないの」
「嫌、嫌です!」
「そろそろ、時間。さあ、あなたが女の子になれる確率は、心理学を加味したらどのくらい?わたしの性格も加味してね」
「・・・・・・ゼ、ゼロ・・・ですか?」
「正解!拍手!!」
部下たちが一斉に拍手する。
そして、その中で。美奈様の手がワルサーの頭に置かれて。
パシュ!
一瞬ののちにそこには緑色のスライムが横たわっていた。

「さて」
うわああああっ!目があった!
「次はあなたにしましょう」
「い、嫌ーっ!」
「と、思っても既に逆らえないのよね」
うわーん。ほんとだよぉ。
「では続きまして、第三問!三人の中で女の子になれるのは一人だけ。ところが、あらあら。最初の男はスライムになっちゃったわ。さて、では。あなたが、女の子になれる確率は、数学的には、どのくらい?」
え、えーっと。えーっと。
しまった、オレも数学めちゃ弱いんだった。
「に、にぶんのいち?」
「・・・・・・・・・・・・正解っ!!」
ほ、ほーっ。
「では、続けて第四問!あなたとしては、どっちを女の子にするべきだと思う?」
え?へっ!?
「も、もちろん!オレ、あ、いやわたしを女の子にして下さい。そいつ、カイの奴はほんとにどうしようも無い奴なんです!」
「な、てめえ、何言いやがる!」
「あなたには聞いていません」
美奈様の一瞥にカイは口を閉ざす。
「どうしようもないの。それじゃあ、あなたを女の子にした方がマシかもね」
「そ、そうですよ!」
オレは勢い込んで言った。
「さすがは美奈様、わかってらっしゃる!オレ、いやわたしはきっと可愛い女の子になりますよ!何でもやります!お願いします!」
「どうしようかなー」
言いつつ美奈様の手が伸びる。さっき、ワルサーをスライムに変えた手が。身をすくませながらもオレはぎゅっと目をつぶる。
「ど、ち、ら、に、し、よ、う、か。美、奈、さ、ま、の、言、う、と、お、り!」
ぎゅっと、エネルギーが注がれる!
熱いエネルギーが!
体、体が熱い!オ、オレは!
服を下側から押し上げる胸。激痛とともに体の内部に収納されていくあそこ。
美奈様のエネルギーで体が作り変えられていく!
オ、オレは、女の子に!女の子になった!
「あ、ありがとうございます、美奈様。このご恩は忘れません!」
はは。スライムじゃない。オレは勝った。勝ったんだ!
「ふふ。可愛い女の子になったわよ」
すかさず、オレに鏡が手渡される。
おお!こ、これがオレ!

「さて。と」
「うわああああっ!」
美奈様の視線の先にはカイがいた。
「では、続けて第五問!」
「いーやーだー!」
「三人の中で女の子になれるのはたった一人。一人目はスライムになりました。二人目は女の子になりました。さて、三人目のあなたが女の子になれる確率は」
ぶんぶんと大きくかぶりを振るカイ。
「数学的にはどのくらい?」
「お願いです!美奈様!」
「簡単な問題よね」
「御免なさい。本当に御免なさい。反省していますっ!二度としません!改心します!一生お仕えします!スライムは、スライムはー」
「んーでも。女の子は一人だけって言っちゃたし。お父様が『嘘つきは泥棒の始まり』って」
「そんなのっ。そんなのひどいですっ。なんで、そいつだけ!」
「なんとなく」
「そんな殺生な!」
「死にはしないわ。ちょっと姿が変わるだけ」
オレは震えていた。美奈さまは心底楽しそうなのだ。
「そうだ!オレを女の子にして!そいつをスライムにしてしまえば嘘つきになりませんよ!そうしましょう!」
「あら、そうかしら」
二人の視線がこちらを向く。
って、何言いやがる!
「往生際が悪いぜ、カイ!とっととスライムになっちまいな!」
「馬鹿っ!お前がスライムになれ!」
「ふふっ。三人が三人とも。自らスライムになるから他の子を女の子にしてくれと頼んでいたなら!きっとわたしはみんなを女の子にしていたでしょう!」

しーん。
や、それはうそくせーです。美奈様っ。
毒気を抜かれたオレ達、いや、カイに。最終宣告が下った。
「で、さっきの問題の答えだけど?」
「・・・・・・ゼ・・・ゼロです。美奈様」
「・・・・・・・・・・・・ファイナルアンサー?」
「うえーん。ゆ、許して・・・・・・・ファ、ファイナルアンサーですっ。美奈様」
「・・・・・・・・・・・・正解っ!!」
「真面目に。もっと真面目に生きてくりゃ良かった。ごめんよ、母ちゃん・・・」
「拍手!!」
一斉に拍手が起こる。もちろん、オレも拍手した。
「じゃあ、そゆことで。もう言い残す事はないわね」
「ありますよー。なんで、なんで」
「恨むんなら、そいつを恨みなさいね。あなたがどうしようもない屑って言ったのはあいつだから」
ええー!?
「う、恨むぜ。ラン・・・」
ぱしゅっ。
それが奴の最後の言葉。もう、そこにはオレンジ色のスライムが残っていただけだった。
ごめんな、カイ。

「ああ、楽しかった。じゃあ、新人。最初の仕事はそいつらをバケツに入れて捨ててきて」
バケツとモップと塵取りと。
渡されたオレは元ワルサーだったスライムと元カイだったスライムをすくってはバケツに入れた。
やべ。吐きそう。
「リョーガ、ゴミ捨て場を教えてやって。この後、歓迎会だから着替えさせて戻ってきて」
「かしこまりました。美奈様」
オレの看守をしてた奴が、前に出る。

その後の歓迎会では。

メイドのカッコをさせられたオレは先輩達の慰み者になった。
美奈様の命令で抵抗できなくなったオレは、かわるがわる先輩達に犯された。

「そうよ。それで良い。彼らが気持ちよくなれるようにできる限りのご奉仕をするのよ」
そしてオンナの快楽を嫌と言うほどカラダに教え込まれた。
「抵抗してはダメ。快楽を受け入れなさい。女の子のカラダは最高でしょ?」
最初のうちは眺めているだけだった美奈様はオレの神経が高ぶって、どうにも欲望を抑えきれなくなってから参戦して何度もオレをイかせた。
その間にオレの面倒を誰がみるのか希望者が募られて、ジャンケンで決められた。

幸い、リョーガ先輩に面倒を見てもらえる事になった。
美奈様はオレに「どんな命令であってもリョーガの命令に従う事」と命令した。
はっきりと、美奈様以外にリョーガ先輩の命令にも逆らえなくなったのが分かった。
でも、それもそんなに悪くないかも・・・

*************

と、思ってたら一日で男に戻るし!
しかも、命令は100%有効だし!
さいあく~っ!!

「こら、掃除をサボるな」
「うわぁ、リョーガ先輩っ!いたんですか!」
「指導ができないと俺の評価まで下がるだろうが!」
「す、すいませんっ。頑張ります」
オレはあわてて、モップに力を入れる。
「ああ、掃除は切り上げて。美奈様の命令だ」
「え?」
緊張が走る。
「お前達に美奈様の暗殺を依頼した野郎を拉致して黒幕を突き止めろってさ」
「おお!」
「上手くいけば、ご褒美に・・・」
お、女の子にしてもらえるかも!
ごくりっ。
「早速、作戦だ。行くぞ、ランマ!」
「はいっ!」
オレは慌てて先輩の後を追いかけた。

<おしまい>





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