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翻訳小説第58番 Maid to Please1-1(強制女装篇)
Maid to Please
原作: Jayne Dell
日本語版:あむぁい
ビクター・クラーフト巡査は、悪徳警官だ。
仕事ができないって事じゃない。
もっとも、昔はできなかった。
薬の密売と資金洗浄に関して大規模な取引に手入れを行ったとき、ビクターは情報を掴むのに中心的な役割を果たした。
そのせいで暗黒街はビクターをマークした。
彼はヒーローになったのか?
そうじゃない。
彼は同僚を役立たず呼ばわりした。
だから、仲間からは尊大な奴だって思われた。
それだけなら、そんなに珍しい事じゃない。 しかし、現場にあった多額の資金のいくらかが行方不明になっていたのだ。
犯人はビクターだ。勿論、みんな知っていた。でも、証拠が無い。
証拠さえ有れば、、、
何人もの同僚が彼を疑い、調査した。
でも、逆に。
少なくとも5人の警官が些細な悪行を暴かれて辞めさせられた。
それだけじゃない。
消失していた金の一部はビクターの上司のロッカーから発見されたのだ。
誰も、彼がやったなんて信じちゃいなかった。
でも、他に真犯人がいるって言う証拠も無かった。
彼はクビになった。
だから、ビクターがどこかで射殺されたとしても。涙を流す同僚なんていない。
ビクターは情報提供者からも嫌われていた。
普通は、情報提供者から情報を得るには。
アメとムチの両方を使うのだ。
ビクターの場合はムチだけだ。
脅したり、殴ったり。
何人かの情報提供者は長期入院するはめになった。
勿論、何の証拠も見つからなかったのだが。
だから。結局、犯人や、情報提供者や、同僚が、彼を嫌うかどうかって話だけだったのだ。
そんなのビクターは気にしちゃいない。
屑にどう思われようが構うこたぁない。
誰も、ビクターに立ち向かわなかったし、そんな勇気は無かった。
別にビクターが無敵の大男だったって事じゃない。
実際、彼は160cmそこそこしかなかった。どっちかって言うと小柄だ。
しかし、彼は奸智に長けていた。法廷戦術に優れるのだ。
だから、誰も彼に逆らえなかった。
卑怯なのだ。
輝かしい経歴も彼に逆らったら、はい。それまで。さようなら。
誰だって。少しはやましい所がある。そして、ビクターはそれを見つけるプロだった。
それが彼のパワーだ。
だから、彼は警官でい続ける必要があった。
パワーは人を変える。
パワーがあるから、人々はビクターを恐れ、尊敬する。
パワーがあるから、人々は彼に便宜を図り、彼の金回りは良くなる。
そして、金が有れば。
もっと多くのパワーが得られる。
摘発の時に手に入れた金と同様に。更にビクターは人々や会社から金や商品をせびった。
賄賂さえ払えば。彼らは幸せなままだった。
しなかったら?
トロピカーナクラブに彼がいた理由ってのが、まさにそれだ。
つづきはこちら
原作: Jayne Dell
日本語版:あむぁい
ビクター・クラーフト巡査は、悪徳警官だ。
仕事ができないって事じゃない。
もっとも、昔はできなかった。
薬の密売と資金洗浄に関して大規模な取引に手入れを行ったとき、ビクターは情報を掴むのに中心的な役割を果たした。
そのせいで暗黒街はビクターをマークした。
彼はヒーローになったのか?
そうじゃない。
彼は同僚を役立たず呼ばわりした。
だから、仲間からは尊大な奴だって思われた。
それだけなら、そんなに珍しい事じゃない。 しかし、現場にあった多額の資金のいくらかが行方不明になっていたのだ。
犯人はビクターだ。勿論、みんな知っていた。でも、証拠が無い。
証拠さえ有れば、、、
何人もの同僚が彼を疑い、調査した。
でも、逆に。
少なくとも5人の警官が些細な悪行を暴かれて辞めさせられた。
それだけじゃない。
消失していた金の一部はビクターの上司のロッカーから発見されたのだ。
誰も、彼がやったなんて信じちゃいなかった。
でも、他に真犯人がいるって言う証拠も無かった。
彼はクビになった。
だから、ビクターがどこかで射殺されたとしても。涙を流す同僚なんていない。
ビクターは情報提供者からも嫌われていた。
普通は、情報提供者から情報を得るには。
アメとムチの両方を使うのだ。
ビクターの場合はムチだけだ。
脅したり、殴ったり。
何人かの情報提供者は長期入院するはめになった。
勿論、何の証拠も見つからなかったのだが。
だから。結局、犯人や、情報提供者や、同僚が、彼を嫌うかどうかって話だけだったのだ。
そんなのビクターは気にしちゃいない。
屑にどう思われようが構うこたぁない。
誰も、ビクターに立ち向かわなかったし、そんな勇気は無かった。
別にビクターが無敵の大男だったって事じゃない。
実際、彼は160cmそこそこしかなかった。どっちかって言うと小柄だ。
しかし、彼は奸智に長けていた。法廷戦術に優れるのだ。
だから、誰も彼に逆らえなかった。
卑怯なのだ。
輝かしい経歴も彼に逆らったら、はい。それまで。さようなら。
誰だって。少しはやましい所がある。そして、ビクターはそれを見つけるプロだった。
それが彼のパワーだ。
だから、彼は警官でい続ける必要があった。
パワーは人を変える。
パワーがあるから、人々はビクターを恐れ、尊敬する。
パワーがあるから、人々は彼に便宜を図り、彼の金回りは良くなる。
そして、金が有れば。
もっと多くのパワーが得られる。
摘発の時に手に入れた金と同様に。更にビクターは人々や会社から金や商品をせびった。
賄賂さえ払えば。彼らは幸せなままだった。
しなかったら?
トロピカーナクラブに彼がいた理由ってのが、まさにそれだ。
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コメント
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そういう点で言えば今回はカギヤッコさん好みの展開かもしれませんねぇ。
この流れだとこの悪徳警官が刃向かう者をTSさせて…と言う所なのでしょうけど…。
やはり「いい人はバカを見る。ワルに生きて成功しよう」にまったりしている方々が破滅する話の方が不条理ネタとしてはいい感じですが。
やはり「いい人はバカを見る。ワルに生きて成功しよう」にまったりしている方々が破滅する話の方が不条理ネタとしてはいい感じですが。
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