FC2ブログ

Latest Entries

ジェラルド三姉妹の狂愛 ~ナタリアの誘惑~ (9)

作.黒い枕
キャラ&挿絵.うつき滄人

(親に模擬試験の結果を見せて同居を納得させたのは良かったけど、ことの真実に気がついたアンナとケイトにも入れ替わりを望まれるし、散々、おちょくられた挙句に………性行為までやっちまうなんてえ!!ぁぁああ、大学合格は間違いないのにぃ…何でこんなことになるんだあッツ!??)

二回浪人し、親から最後通告を渡され切羽詰っていた。
だから現実から逃げたかったのである。
しかし、だからと言って、『ここまで』の非現実になるなど、思ってもいなかった。

(はああ…しかも、アンナ相手だと…俺…自分から盛っちゃうんだよな――ううぅ…男として自信があ…ぁ…っ)

比較的まともなアンナ相手でも性行為をやってしまう。
むしろ、ナタリアとケイトよりも回数が多く、しかも、自ら望んでしまう回数も桁外れだった。
最早、自分が男である方が、疑わしい。
――今だって、重圧感ある乳房を揺らしているのだから、情けないこと極まりなかった。

「ああ…男なのに胸が重いって……なんなんだ。これ…」

重い足取りで、胸やヒップを弾ませながら、竜也はリビングに向かう。
本物のナタリアを含む三姉妹は、その優秀な頭脳を元に50代のおっさんを鼻で笑えるほどの財産を所有し、その財で建設した住まいは4人暮らしでも寂しいぐらい巨大だった。
そんな豪邸のリビングのドアを開けてみる。すると――。

「おはよう――竜」
「おはよう、竜也お兄ちゃん」

出会って直ぐに、中身を――ボンテージ風の美女が竜也だと――言い当てたのは、このナイス・
ボディの妹たち。
姉同様にグラマーに成りつつある次女のアンナと、まだ幼い三女のケイトである。

「まったく、また姉さんに体を奪われたのか…………」
「ううぅぅ……」

優雅にコーヒーを飲みながら目の前に食パンと目玉焼きを置いてくれる優しさが、心に染みた。
アンナは三姉妹の中で一番まともだ。
だから、あまり性行為を強要してこないー―の、だが。

(ハァ、やっぱアンナは心休まるなぁ……っていかん! いかん! 危なくときめく所だった!!)

慌ててロング・ヘアーのブロンドごと顔を左右に振り、内なる乙女を追いやる竜也。
しかし、完全に冷め切れなかったのか、無意識にアンナを見ていた。
凛とした顔と、短い赤毛が、実にいい。

「ん…どうしたの、竜?顔に何か付いてる?」
「べ、別に…なんで、も…ない…」
「そう、ならいいよ」
(――や、ばい…意識すると、胸が…うるさぃ……)

アンナの場合、確かにナタリアやケイトよりは、セクハラやセックスなどをしてこない。
が、その分、一番男前で、一緒にいると、何時の間にか女のような思考に陥ってしまうのだ。
揺らがない凛々しさと力強さが、女として蹂躙されている竜也には、あまりにも魅力的なのである。
三姉妹の中で一番まともながら、一番厄介な女性。
それがアンナだった。
何を隠そう竜也の『初めて』が――彼女である。

「んでもって犯されちゃったと………まぁ、アンナお姉ちゃんは男が似合うように竜也お兄ちゃんは異常に女が似合って、可愛いから仕方ないけど……ハムハム……」
「――似合ってたまるかッ!」

食事をしながら、会話に入り込んだのは、ミニ・ナタリアこと、三女のケイト。
容姿は長女の姉譲りだが、唯一瞳のカラーだけが次女と同じでブルーである。
朝っぱらから少女が喋る言葉ではないが、彼女も異常な性行為の中毒者。
むしろ、三姉妹の中で一番趣向が激しい。
なんでも女になった竜也に激しい興味や面白さを感じたとかで、セックスだけに飽き足らず、
コスプレや芝居なども強要し、竜也を心身ともにズタボロにするのだ。
自分の半分も生きていないケイトにまで『女』扱いされる竜也は――もはや、深みから抜け出せないのかもしれない。

tatuya02_20110319230614.jpg

「ん~ん、……やっぱリュウヤの体はいいや」

そして最後に登場したのは竜也になっているナタリア。ご機嫌麗しい状態だ。

「おはよう、姉さん。 にしても、キミも昨日、体返してから僅か数時間で取り返されるなんて……気が抜けすぎていないか?」
「久しぶりに、ほっんとうに久しぶりに元に戻れたんだ!!油断してもしょうがないだろうがッ!
――それはそうとケイト明日からの入れ替わりなんだけどぉー」
「……譲らないからね」
「いや……あ、でも」
「譲らないからね、ナタリアお姉ちゃん」
「……あうぅ……」

最初はナタリアから始まった入れ替わりも、アンナは師匠から教えられた奥義で、ケイトはナタリアとアンナの入れ替わり現象を研究して作った入れ替わりマシーンで、それぞれ強要してくる毎日。
日に日にエスカレートしていき、彼女たちの『男』の欲望は、留まることを知らなかった。

「さて、今日は何して遊ぼうかなっ」
「それならテニスでもする姉さん?」
「いいねぇー、運動大好き!!」
「ちょっと何話をまとめているんだ!!――っひぃあ!?これは……っ!?」

意気揚々と姉妹?――で、話し合い、今日のプランを立てていくナタリアとアンナ。
当然抗議する竜也だったが、次の瞬間には白い縄でグルグル状態ではないか。

「る、ルナ……お前まで!い、いい加減にしろぉぉ!!」

後ろを見ればケイト作のクモ型ロボ――AI名ルナが、その顔を開いて、白い縄を飛ばしていた。

『申し訳御座いません、マスターの、命令で、連行させて、貰います――竜也さま』
「頼む、放してくれっ!!つうか、離せっ!!」
『スミマセン、それは――出来ません』
「そんな後生なぁっ、ぁぁあ、俺のかぁらぁ、だああぁッ!!?」

ここには人権がないのかと、叫びたくなるが、既に二人の姉妹は我関せず。
囚われた竜也の前にケイト、そしてルナが迫る。
不気味な笑みと眼光を持つ少女に、年上の威厳無く彼の体は竦んだ。

「じゃあ予定より早いけど、お着替えゴッコしようよ――ナタリアお姉ちゃんの身体で」
「あぁぁ、着せ替えっておまっ……いやだあっ!!……最後にはまた何かするんだろうっ?! 第一に外見が、お前らなら俺である必要なくない!?」
「もぉ、竜也お兄ちゃんが可愛いくなるから、いけないの――可愛いすぎる竜也お兄ちゃんが悪いの――だから我慢しなさい!メッ!」
「どこの独裁者っつ!? あぁぁぁ、イ、…いやぁだあぁぁ――!!」


…………………………………………………………
………………………………………………
………………………………………
…………………………
………



「やぁ~~!! かわいいー!! 似合う似合う……ルナっ」
『……了解、カメラモード19で、撮影、――開始』

――ハシャグ姿ではしゃぐ姿は童話の中の少女である。
配下すらも従えている魔王な筈なのにケイト・ジェラルドの笑顔は眩しかった。
そして――。

「………もう、殺してくれ、ぇ………ヒグ、……グスん――っ」

猫のコスチュームに身を包んだ竜也が、腰を低くして、泣いていた。
頭には猫耳。首には首輪と鈴。
そして、体にピチピチに張り付く、猫を模したレオタードの衣服。
すっかり、と言うか、完全に体は猫娘と化してた。

「く…こ…この…っは…恥か…しぃ」

――恥である。
竜也の心に、またしても、許し難い恥辱が刻まれた。

(クス、まだまだ――お兄ちゃんはもっと魅力的になれる。私がもっともっと、女らしくしてあげるね♪今日は深夜に3Pになるように仕向けて、私の次はアンナお姉ちゃんの番だから、竜也お兄ちゃんのほうから求めるようにセッティング……あぁ、マインド・コントロール装置の首輪も作らないとぉー、もぉー退屈しないけど忙しいなぁー…っえへへ)

魔王が、魔王的なことを考えながらも、顔に無邪気な笑みを貼り付ける。
長女が禁忌に誘い込み、次女が深みに嵌らせ、三女が止めを刺す。
これが唯川 竜也とジェラルド三姉妹の日常風景だった。

「にゃっ…にゃにゃ、にゃん~~っ!」

朝一番から年下の娘に命令され――ナタリア(竜也)は、猫の鳴き声まで発した。

tatuya2_04.jpg



続く……?

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://okashi.blog6.fc2.com/tb.php/8632-87511249

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

DMMさんの宣伝

 

初めての人はこちら

ts_novel.jpg

 

性の揺らぎに関する作品でお勧めのもの

ts_syouhin_20090318225626.jpg

 

性の揺らぎに関する作品(一般)

ts_syouhinもと

 

ブログ内検索

 

最近のコメント

プロフィール

あむぁい

  • Author:あむぁい
  • 男の子が女の子に変身してひどい目にあっちゃうような小説を作ってます。イラストはパートナーの巴ちゃん画のオレの変身前後の姿。リンクフリーです。本ブログに掲載されている文章・画像のうち著作物であるものに関しては、無断転載禁止です。わたし自身が著作者または著作権者である部分については、4000文字あたり10000円で掲載を許可しますが、著作者表記などはきちんと行ってください。もちろん、法的に正しい引用や私的複製に関しては無許可かつ無料でOKです。適当におだてれば無料掲載も可能です。
    二次著作は禁止しません。改変やアレンジ、パロディもご自由に。連絡欲しいですし、投稿希望ですけど。

 

全記事表示リンク

ブロとも申請フォーム

月別アーカイブ

 

最近の記事

 

ブロとも一覧


■ ブログ名:M物語(TSF小説)

 

カテゴリー

新メールフォーム

イラスト企画ご案内

20080810semini.jpg

 

リンク

RSSフィード

2020-08