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冷凍睡眠者の肖像(1)  byありす

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キャライラスト.いずみやみその

 ……なんだろう? 頭がボーっとしている。


 ……そうだ、ここは――――

 僕はテラフォーミングの専門家の一人として、地球からはるか遠くはなれた星に向けて、宇宙船の旅を続けていた。
 片道でも30年はかかるという、長い旅程のため、交代で冷凍睡眠を繰り返しながらの旅だった。
 今はあれから、どのくらいたったんだろう……。

「お、目覚めたか?」
「……ん、あ……」
「おっと、まだ無理に起きないほうが良いぜ、ゆっくりとな」

 名前を直ぐに思い出せない、見覚えのある顔の人物が、僕の顔を心配そうに覗き込んでいた。
 ずいぶんと長い間、眠っていたような気分だ。
 いや、実際2年以上眠り続けていたことになるはずなんだけど、それにしても……。

「そうっと、起こすぜ。背中支えてやるから。頭のほうはどうだ?」
「……まだ、ぼうっとして」
「そうか、そうか。ちょっと待ってろ、今モニタ外してやるからな」

 そうだ、思い出した。この人は大原マリオ先輩。僕をこの開拓船に誘った人だ……。

「……のどが、渇いて」
「まぁ、ちょっと待ってくれ」

 そういいながら、大原先輩が僕の体のあちこちに貼りついている、生体モニタリング用のセンサパッドをはがしていく。
 頭、首筋……胸……?

「ちょ、ちょっと待って!」

 なんだ、何で胸がこんなに膨らんでいるんだ?

 僕は先輩の腕を払って、ノースリーブのスキンウェアの上から、膨らんでいる胸に手を当てた。
             ぷに

 ぷに? 待て、落ち着け! もう一度。

             ぷに

「どうだ? やわらかいだろう? 揉んでみて感じるか? 気持ち良いか?」
「ど、どうなってんだ! ぼ、僕に胸が、おっぱいが!」

 ニヤニヤしながら先輩が、言った。

「ほら、医療用の肉体再生槽があるだろう? あれを使ってな、お前の体を女にしてみたんだ」
「“してみたんだ” じゃないですよ、こんな体! どうするんです!?」
「こうするんだよ」

 と、いいながら、先輩がスキンウェアの中に手を突っ込んできた。

「や、やめてください!」
「いいじゃないか、お前が覚醒するのに3ヶ月も我慢したんだぞ?」
「勝手に人の体をおもちゃにして! 我慢もへったくれもありません!」
「だって、“この”ために、お前を女にしたんだ」

 そういいながら、俺の胸を揉んでいるのと反対側の手を、パンツの中に突っ込んできた。
「ひゃんっ!」
「おお! ここもばっちり女になってる。CTスキャナでは確かめたけど、本当に女になっているんだなぁ」
「ゆ、指を挿入れるなぁ!」
「お、濡れて来た」
「や、やめ……はぅっ!」

 まだ、冷凍睡眠の影響が残っている僕は、先輩の手を振り払うこともできず、なすすべもなく辱められていた。
 作られたばかりの、この敏感な器官からの刺激信号は信じられないほど強く、全身に電流が流れるようだった。

「くぅっ! や、やめて! ほ、本気で怒りますよ、先輩! やめてください!」
「もう我慢ならん。後でいくらでも怒っていいから、いまはヤらせてくれ!」

 先輩にスキンウェアを引き剥がされ、まだ自分でも見たことのない、生まれたばかりの女の裸をさらしてしまった。
 巨乳というほどではないが、先輩の手にはあまるほどの乳房がぷるんとこぼれた。
 強烈な違和感の感じる股間は、先輩のもう一方の手に隠されて、よくわからない。
 けれど、おしっこを漏らしているんじゃないかと思えるほどに、潤い始めていた。
 その股間からの感覚は、男であればあるはずの、あの感じがなかった。
 
 「ゆ、指を挿入れるな! 掻き回すな!」
 「なぁ、もういいだろう?」
 
 そう言いながら、先輩は服を脱いで、のしかかってきた。
 下の方を見ると、猛々しいほどに屹立したアレがこちをを睨んでいて、今まさに僕を貫こうとしていた。

「や、止めてください! ほんとに冗談じゃ……うくっ!」

 僕にできたばかりの女の入り口に、先輩の先端が入り込んできた。
 抵抗しようと腰を動かすと、さっきの指よりは大きな塊が、くびれのところまで僕の体の中に入り込んでいるのが、はっきりと分かった。
 僕は頑として受け入れるわけには行かないと、精一杯の抵抗をした。
 そのおかげで、それ以上は侵入できないようだった。

「ほら、まだ腰を動かすな。抜けちまう」
「抜こうとしてるんです!」

 そう言うと先輩は、開いている方の手で僕の腰を抑えつけた。

「もっと力抜けよ、お前も痛いだけだろう」
「や、やめろぉ! そんなわけに行くか。ほんとに止めてください!」
「こちょこちょ……」

 いきなり、先輩は両手で僕の腋の下をくすぐりながら、たわわに実った僕のおっぱいを触れるか触れないかのぎりぎりに撫でた。

「ふわあっ! うぐぅっ!!」

 へんな触り方をされたおかげで力が抜け、その瞬間に先輩は僕の肩をつかんで無理やりに、腰を押し付けた。
 熱く焼けた硬い棒を、体の中心に穿たれていくような傷みと異物感を感じた。
 それはどんどんと僕を貫いていき、まるで胴体を貫通して、喉を通り、頭にまで達しそうな感じがした。
 
「くっ、キツイ、 もっと、力を抜け!」

 あまりの衝撃に、僕は体をよじって逃れようとしたが、がっちりと肩をベッドに押し付けられて、逃げられなかった。
 せめてこれ以上はと、身を強張らせた。
 しかし、いつまでも全身の力を振り絞り続けることはできなかった。
 ふっと力が緩んだ隙に、先輩は手を僕の腰に当て、抱きかかえるようして動かし始めた。

「はぅっ! んぁっ! やめ、やめてくれえっ……」

 力任せに腰を打ちつけられ、何度も体の奥まで衝かれて、だんだんと抵抗する力が弱くなってしまった。

「きゃうんっ!」

 胎内の奥底まで貫かれたと、思っていたのは間違いだった。凌辱の先端はまだ女体の奥深くに秘められた肉塊――子宮にまでは到達していなかったのだった。
 子宮、僕にもあるんだ……。
 
 冷凍睡眠から目覚めたばかりの、弱った体と僕の精神。
 前触れもなく変えられてしまった、女の体が生み出す、刺激信号。
 突然の陵辱に抵抗する力も失われて、諦めの境地に全身の力が抜けていった。
 先輩は狂ったように僕に腰を打ち続け、なんどもその凶棒で、僕の子宮の入り口をノックしていた。 
 くちゅくちゅぷちゅぷちゅという水音と、ぱんぱんという肉の固まり同士が打ちつけられる音が、はぁはぁという互いの荒い息の音をかき消すように、大きくなっていくのと同時に、僕の意識は遠ざかって、再び白い霧の立ち込める暗闇の奥底へと墜ちていった。

           *---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*

「まったく! 酷いですよ!」
「悪い悪い、でも我慢し切れなかったんだよ」
「そもそも、なんで僕のことを女にしようだなんて、考えたんです?」
「いやな、俺たちの役目はテラフォーミングだろ?」
「そうですが、それがどうしたんです?」
「ということはだ、テラフォーミングの最終仕上げとしては、人類の入植だろ?」
「そうですね」
「で、俺たちはこのままそこに居残るとする」
「まぁ……、何人かは」
「で、考えたんだよ。そこに一組、男女がいれば、少なくとも子が産まれるだろ? そうすれば、やがて移民団が来るまでの間に、ちょっとでも人口が増えていればだな、その先が進めやすいじゃないか」
「……で、僕を女にしようだなんて、考え付いたわけだ」
「そういうことだ。頭がいいだろ?」

 ぼかっ! と思いっきり先輩の頭をぶん殴ってやった。
 女の細腕では、たぶんこっちの方が痛かったけど。

「先輩」
「なんだ? もう一度体を許してくれる気になったか?」
「いっぺん殺してやろうか?」
「すまん。で、なんだ?」
「いくら医療用の再生槽を使って僕を女にしても、子供なんか産めないんですよ!」

 すると、先輩は真剣な顔つきになって、俺の両肩をつかんで言った。

「なぜだ? 俺を愛してはくれないのか? 俺の子供を産んではくれないのか?」

 そう言うなり、僕を力いっぱい抱きしめやがった。

「ぐぐぐ、苦しい! 放せっ! 求婚するみたいなマネはやめろぉっ!」

 僕は何とか先輩のあごに手を当てて、体を引き離した。

「あのですね、男を再生槽で女に変えても子供はできないんですよ。卵子って言うのは、生まれたときから女じゃないと、できないんです! 皮膚とか筋肉とは違って、原始卵胞っていう特別な細胞なんです! 再生槽の講義の時間に習ったでしょうが!」
「なんだ、覚えていたのか」
「そう、覚えて……って、わかっていてやったのか!」
「そうだよ?」
「“そうだよ”って、じゃあ何のために、僕をこんな体にしたんです?」
「決まってるじゃないか、セックスするためだよ」
「……いっぺん殺さないと、駄目なようだな」

 僕は手近にあった、エマージェンシーボックスから、隔壁破壊用の斧を取り出した。

「わわわ、ごめんなさい! 許してください! いくらなんでもそれで殴られたら、死んでしまいます!」
「大丈夫、医療用再生槽に入れてあげますから」
「お、お助けをー!」
「待ちやがれ!!」

 脱兎のごとく逃げ出した先輩を、僕は斧を持ったまま追いかけた。

(つづく)

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はやっ!

続きは明日の晩に、この場所でw

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