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サキュバス変身小説第102番 さきゅばす れべる1 (25) (18禁)

どんっ。
将太の夢へ侵入しようとするぼくを阻む目に見えない何か。
「痛っ」
何だこれは?結界?
それなら……ぼくは空中に3個ばかり小石大の火球を形成する。
こんな事までできるように……もう、人間じゃないんだ。
ぼくは火球を解き放つ。
出来た!生まれて始めてのファイヤーボール!!
大爆発!!と、言うのは過剰広告だけど、ちょっとびっくりするぐらいの爆発が起こる。
しかし、煙が晴れたあともやはり何かが存在してぼくの行く手を阻む。
びりっ。
強引に手を突っ込もうとしたら電撃のような痛みが走る。
うーむ。どうしよう。
満月の夜には限りがあるし……
ぼくは再度距離を取り、さらに3度ばかりファイアーボールを一点に集中して放つ。
エネルギーの塊が見えない壁に吸い込まれていく。
大音響と灼熱の中、バリアーが一瞬、赤熱した!?
MPがほとんど無くなったのでぼくは再びバリアーに近づく。
手を突っ込むとやはり電撃が来るがさっきほどの威力じゃない。
ぼくは強引に押し入る事にした。
びりびりと体に電撃が走るが、ものともせずにひたすら進む。
通せ!通してくれっ!
何もせずに帰ったりしたら高倉さんになんて言えばいいんだよっ!!
ぴきっ。
音がしたかと思うとぼくは一気に前へと倒れこむ。
え?
足がつかない?
「ひやぁぁぁぁ」
ぼくは下へ下へと落下していく……

どさっ。
ぼくは尻餅をつく。
「いたぁい」
ここが将太の夢の世界……のはずなんだけど。
きょろきょろ見回すあたりはまるで近所の町並みそのもの。
ぼくはお尻を払って立ち上がる。踊り娘の服が汚れたらまずいし。
近所の町並みにアラビア風の踊り娘ってのが非常に浮いている。
まさか高倉さんがぼくを辱める為だけにこんな衣装を選んだとも思えないけど……でも翼も出せずに尻餅も付いちゃったしな。サキュバスである事をばれないようにって事かな。
サキュバスかぁ。はぁ。
将太をオカズになんて絶対無理だと思ってたのに。やってみたらいとも簡単に盛大にイってしまった。もうぼくは高倉さんが言うように内藤一馬じゃなくってサキュバスのメアなのかな。嫌だなぁ。
そして嫌だなんて言ってて、将太のペニスを前にしたらきっと無我夢中で舐めてしまいそうなぼくが何より嫌だ。
はぁ。
きょろきょろとあたりを見回してみるけど、人っ子一人いない。ふむ。
取りあえず将太を探さないとな……
あっちかな。ぼくは精神を集中して転移する。


歓声が響くサッカー場。その観客席にぼくはいた。
グランドではボールを追いかける将太。サッカー……か。
夢の中までサッカーかよ。うらやましいな。
観客席にはぼくと高倉さんまでいた。一生懸命応援している高倉さんと彼女と試合を交互にちらちら見ているぼく……ホント、ムカつくな。
ぼくはそいつらを消して、そいつらの席のそばに佇む。大勢の観客がいるが、所詮はモブ。誰もぼくには気づかない。
観客席のぼくと試合場の将太。
だからぼくははなから勝ち目なんか無いって思ってたし。だからぼくは高倉さんに誘われたとき、躊躇無く引き受けたんだ。
ぼくがサッキュバスになったのも、元はと言えばあいつのせい。

……なんてね。
舞い上がるぼくを気遣って、注意の言葉を掛けてくれた将太を無視したぼくが一番悪いんだ。でも。ぼくはサッキュバスになってしまったけど。それも運命だったのかもしれない。だって、もうずっと見てるだけなんて耐えられなかったんだ。高倉さんのそばにいられるんだったらもう何だって良いって思ったんだ。不戦敗よりずっと良い。

だから。ごめんね。
今度はぼくと勝負だ。生まれ変わったぼくとね。
将太にはぼくの虜になってもらうよ。
彼女をもう悲しませたくないんだ。
その代わり、一生懸命気持ち良くしてあげるよ。大丈夫。もうぼくは昔のぼくじゃなくって、淫乱なサキュバスのメアなんだから。
もう。決めたんだ。

ぼくは力場を操って夢の中に魔法のランプを作り出す。
そして試合を無理やり進める。
将太のゴールで逆転の勝利!大歓声の中抱き合うチームメイト。
お前の最後のサッカーの試合だ。
今だ!
……本当にごめんな。


「おめでとうございまーすっ!」
ぼくは思いっきり声を張り上げて将太の首に抱きつく。
「わわっ。なんだお前」
ふふっ。気付いてない。当たり前だけどね。取りあえず邪魔なチームメイトどもや観客たちには消えてもらう。これからは、舞台はぼくと彼だけのものだ。
「始めまして。ランプの精のメアです。今日はお祝いに何でも願いを3つかなえに参りました」
ぼくはなるべく善人に見えるようににこにこしながら小首を傾げる。手に持った魔法のランプをゆらゆら揺らす。
「うさんくさ。止めとくわ」
あああーっ。疑り深いーっ!?そう言えば身内以外にはこんな奴だった。
背を向けてすたすたと歩き出した彼をぼくは必死で引き止める。
「ちょっ、こらっ。将太っ、じゃなかった。ご、ご主人さまぁ」
「ご主人さまぁ?」
さらにいぶかしげにぼくを睨む将太。
「そんな事言う奴に碌な奴は……」
『何なりと願いをどうぞ、ご主人様』
ぼくの口が動いて魔法の言葉が将太を硬直させる。
ぼくは妖しげにあいつを見つめる。将太はぼくの瞳から目をそらせない。
かかった、ね。
普通の人間にサキュバスのチャームに抵抗するすべは無い。
「さあ、願いをどうぞ。ご主人さま」
「あ……あ。な、に……」
「さあ、願いを」
将太の願いはぼくの体だろ?さあ、言うんだ。ぼくが欲しいって。
将太は頭を左右に振る。
「ね、願いは何でもいいのか?」
「ええ。勿論です。私の体でもね」
ぼくは彼に顔を近づけ、甘い息をかける。
「じゃあ。一馬を帰してくれ。行方不明なんだ。あいつは黙って失踪するようなやつじゃないんだ。ずっと帰って来ないんだ」
肩を掴まれて揺すられる。
泣いてた。
将太の泣き顔なんて初めてだ。
ああ。駄目。涙が。溢れる。
失ったのは、ぼくだけじゃ無かったんだ。
馬鹿。馬鹿だよ。目の前にこんな良い女がいるのに。あんなに、馬鹿で、間抜けで、どうしようも無いぼくなんかの事を。ぼくは将太を裏切ろうとしてたのに。
「う。ううっ」
「なぁ。どうなんだ?できないのか?」
「うあ」
ぼくは鼻水をすすりあげる。できないのかって、できないよ。ぼくはもういないんだよ。なんでだよ。サッキュバスの魔力が効いて無いのか?あんなぼくなんかより、今のぼくの方がずーっと、綺麗で!可愛くって!色っぽくて!なんでだよ……
「きゃっ」
足元がゆれる。よろけるぼくを将太が支える。
この揺れは……侵入者!?
「結界を解いたからどんな娘かと思えば、とんだ甘ちゃんですわっ!!」

つづきはこちら
新アンケート作りました。よろしく。





質問 さきゅばす れべる1 の今後の展開の希望は?


一馬には高倉さんとくっついて欲しい

一馬には将太とくっついて欲しい

一馬がひどい目にあえばどちらでも可

その他






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